日光社参 江戸時代、徳川家康公の神忌(命日)などに徳川将軍家が日光東照宮へ参拝した行事のこと。お供をする大名や旗本、人馬も膨大なら、かかる費用も莫大という大イベントで、例えば安永5年の第10代将軍家治の社参の際には、行列の先頭が日光にあるときに…

並び地蔵（化け地蔵） 慈眼大師天海の門弟や、有縁の僧俗が「過去万霊・自己菩堤」のために、親地蔵と石地蔵約100体を刻みました。列座の奥の親地蔵とほかの地蔵のいくつかが明治35年(1902)の大洪水で流失し、現在は74体しか残っていません。数えるたびに数…

東照宮 唐門 東照宮と言えば陽明門ですが、残念ながら只今平成の大修理中。こちらは拝殿前に立つ唐門です。こちらも修理中ではありますが。全体が胡粉で白く塗られた唐門には、陽明門と同じように中国の聖賢や仙人の故事逸話が彫られています。唐門の上にあ…

日光杉並木 日本で唯一「特別史跡」「特別天然記念物」の二重指定を受けている貴重な文化遺産です。樹齢380年越えの杉並木が続きます。徳川家康の家臣の松平正綱が、家康の没後、日光東照宮への三街道に約20年の歳月をかけてスギを植樹したことに始まります…

追分地蔵尊 日光街道と日光例幣使街道の追分に安置されています。このお地蔵さんは憾満ヶ淵のお地蔵さんが、台風でこの地に流れ着いたものを祀ったと云われています。 (バス停 山王団地入口) → 徳次郎宿 → 大沢宿 → 追分地蔵 約18km 昨日の雨が嘘のように晴…

キロポスト（距離標） 現在の一里塚。100キロポストは雀宮神社のすぐ先にあります。距離は東海道でいうと箱根。東海道歩きではまだまだ始まったばかりですが、こちらはもう３分の２を過ぎました。歩く人も少ない国造沿いの歩道。一人で歩いている時にこの距…

小金井一里塚 (国指定史跡) 二十二里目の一里塚。日光道中で原型をとどめる一里塚です。塚は五間(約9.1m)四方の四角形に築かれ、エノキが植えられていましたが、今では丸塚となり、何代目かのエノキとなぜかクヌギの巨木が同居しています。 (間々田駅) 間々…

利根川/房川渡 → 中田宿 → 古賀宿 → 野木宿 → 間々田駅 約15,5km 利根川を渡ります。 橋の途中から茨城県へと入ります。橋を渡り終えたすぐ左の道を下りていきます 中田関所跡 房川渡 利根川を渡った先が8番目の中田宿。橋を渡り終えたすぐ左の道を下りてい…

街道歩き３日目、幸手駅を降りて幸手駅入口から街道へ戻ります 幸手駅/幸手宿 → 権現堂堤 → 栗橋宿 → 利根川/房川渡 約11,5km 問屋場跡(ポケットパーク) 日光道中6番目の幸手宿。問屋場近くには本陣があり、商店・旅籠・茶屋などが軒をつらね賑わっていまし…

新町橋 → 北緯36度線 → 杉戸宿 → 日光御成道追分 → 幸手宿 →幸手駅 約12km 小淵一里塚(10里目) 粕壁宿と別れ、新町橋を渡り5分程歩くと10里目の一里塚 追分道標 真ん中に建っているのは関宿往還へ向かう道との追分道標。ここは左に進めば国道と合流 小淵山観…

新越谷駅を降りて前回街道終了地点の新越谷駅入口の交差点までやってきました。今日はここからスタート。しばらくは県道49号線(旧国道)沿いを歩いていきます。 新越谷駅 → 越ヶ谷宿 → 宮内庁鴨場 → 大枝香取神社 → 粕壁宿 約15.3km 歩きはじめて15分程の瓦曽…

宿場町としての歴史を大切にしている千住宿を後にして荒川を渡ります 千住新橋 → 八彦尊道碑 → 浅間神社 → 火あぶり地蔵尊→ おせん公園 → 草加宿 → 草加松原 → 蒲生一里塚 → 清蔵院 → 南越谷駅/新越谷駅 約14.5ｋｍ 千住新橋を渡り階段を下りたら、環状線下…

五街道歩きしたいなぁ。と言いつつ、すっかり歩く歩く詐欺になっておりました。が、やっと再開です。今年400回忌を迎える徳川家康公を祀る日光を目指します。 日本橋 → 浅草橋 → 雷門 → 待乳山聖天 → 延命寺→ 千住大橋 → 千住宿 → 千住新橋 約9ｋｍ 日本橋 …