マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【日光道中(日光街道)】5. 幸手宿~栗橋宿~中田宿  2015.6.7 (日)

街道歩き3日目、幸手駅を降りて幸手駅入口から街道へ戻ります

幸手駅/幸手宿 → 権現堂堤 → 栗橋宿 → 利根川/房川渡  約11,5km



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問屋場(ポケットパーク)
日光道中6番目の幸手宿。問屋場近くには本陣があり、商店・旅籠・茶屋などが軒をつらね賑わっていました


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駅前やポケットパークなどあちこちにあるお地蔵さん
国府(うちごうま)の交差点まで歩いていくと4号線に合流です


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権現堂桜堤 
街道の右手にある権現堂堤を散策。昭和初期に廃川となった権現堂川の堤でした。江戸時代、この堤が切れると江戸まで洪水が及ぶと云われていました。大正年間に桜が植えられ、戦後伐採されましたが、昭和24年に再び植栽されました。春の桜はきれいだろうなぁ


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あじさいまつり(6/67/5)が開催中。色とりどりのアジサイが見ごろを迎えています。満開まではもう少しかなぁ。春の桜、初夏のアジサイ、秋のヒガンバナ、早春の水仙と季節にたくさんの花が楽しめる場所です


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権現堂堤を出たところで国道は東京から50km
行幸橋で中川を当たります。橋を渡ったら左へ曲がり旧道を歩いていきます


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外国府間(そとごうま)道標
日光道中筑波道との追分。左が日光道中。右の道は筑波山へと続いています


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風情のある商店


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ここも不審火で焼けてしまい再建されたそう。残念ながら日光道中を歩きはじめてからよく聞く話だ・・・


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一里塚
真光寺の脇にある一里塚。塚の上には昭和初期に付近から移築された弁天堂が建てられています


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南栗橋駅の案内板が見えたら右のトンネルをくぐり国道の反対側に渡ります


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階段をのぼり交差点を渡って行幸湖沿いの遊歩道を歩いていきます。湖ではカヌーの練習をしていました。対岸にはキューピーの工場もみえます


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ラウンドワンを左手に見ながら新幹線の高架をくぐり、大きな道のすぐ手前の草ぼうぼうの細い道を左に下って国道をトンネルでくぐります


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地図では少しだけ国道を歩くので最初の坂を上がったら、車が多くてとてもじゃないけど端を歩けない。戻って2つ目の坂を上がって国道に出たらすぐに旧道の分れ道でした。もちろんここは左に入ります


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会津見送り稲荷
会津藩の武士が大雨による地水で道に迷っていると、突然白髪の老人が現れて道案内をしてくれたという話が伝わっています


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手作り感のある案内柱が道案内をしてくれます


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焙烙地蔵
利根川に関所が設けられていた時代、関所破りの重罪人をあぶりの刑に処した場所といわれています。ここから7番目の栗橋宿に入ります


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杉戸宿の辺りでも見かけたこの電柱。昭和22年のカスリーン台風の時は青いテープのあるところ(2.4m)まで水につかったそうです。日光道中隅田川から始まって荒川、元荒川、大落古利根川や中川などの利根川の支流などたくさんの川や用水路を渡ってきました。荒川、利根川、江戸川など江戸時代から河川改修が幾度となく行われてきた場所です。河川はもちろん日光道中も変わっています。今の権現堂川の辺りにあった栗橋城も治水のため取り壊されています。調べ始めるを切りがなさそうなので、これはまた今度。でもそういうことも頭の隅に置きながら歩くとまた違う景色が見えてきます。これから梅雨の季節。大雨になりませんように!


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栗橋宿の本陣があった場所では発掘調査が行われていました


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栗橋関所跡 房川渡
栗原関所は利根川を超す要地「利根川通り乗船場」から発展した関所の一つで、東海道の箱根、中仙道の碓氷と並ぶ重要な関所でした


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八坂神社
狛犬ならぬ、狛鯉! ちゃんと阿吽になっています。よく見ると亀の姿も。洪水にのとき鯉と亀が御神体を運んできたそうです


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八坂神社の脇から利根川の土手に上がります。土手の上にはサイクリングロードが整備されていて気持ちよさそうに自転車が走っています。奥に見える利根川橋を渡ります。江戸時代は利根川に橋は架かっておらず、関所を通り、渡し船で移動していました。けれども、将軍家の移動には舟を並べて舟橋を架けて渡ったそうです