追分地蔵尊
(バス停 山王団地入口) → 徳次郎宿 → 大沢宿 → 追分地蔵 約18km
昨日の雨が嘘のように晴れました。絶好の街道歩き日和。宇都宮からバスに30分程乗って前回の終了地点 山王団地入口のバス停で降りたら、街道歩き出発です。
街道を歩いているとよく見かける石塀や石の建物。この石は宇都宮特産の大谷石だそうです。
智賀都神社
今では何も残っていませんが、当時の本陣や問屋場があった徳次郎の交差点を過ぎてしばらく歩くと、大きなケヤキの木が2本鳥居の奥に見えてきます。徳次郎宿の鎮守智賀都神社です。このケヤキの樹齢は約700年。どんな歴史を見て来たのかなぁ
神社脇には真っ赤なまん丸の鶏頭が咲いていました
六本杉
中央分離帯に地名の由来ともなった六本杉・・・のレプリカ
石那田一里塚
左側が並木道になったので、並木の上の歩道を歩きます。船尾街道入口の交差点脇には片側だけ残る30里目の一里塚。反対側には十九夜塔がありました
街道脇のコスモスが目を楽しませてくれます
リンゴの季節がやってきました。稲尾街道入口の交差点辺りからリンゴの直売テントが見えてきます。
田川を越え石那田八坂神社を過ぎて歩いていきます。このあたりは車道がずいぶん下を走っています。
歩道わきの花々が目を楽しませてくれます。
うらない地蔵
願いを架けた後で、3個の石の内の一つを持ち上げて軽ければ願いが叶うとか
日光市に入ります。
並木寄進碑
山口の交差点を過ぎると道が二股に分かれます。今まで歩いてきた道は左にカープしていきます。右側のまっすぐ続く道が旧道です。交差点で渡らずに歩道をそのまま歩いていたら、分れ道に来ても横断歩道が無かったので車の切れ目をみて渡りました。旧道に入ってしばらく歩くと並木寄進碑があります。ここからが日光杉並木の始まりです。
立派な杉並木が続いていきます。ここは車両通行止めというわけではないようですが、車は通ってなかったので、のんびり杉並木を堪能。この先は、杉並木と途切れたところは新道を交互に歩いていくことになります。
大沢の交差点でいったん新道と合流します。しばらく歩いたらまた杉並木の旧道へ続きます。大沢宿は19番目の宿場町でたいそう賑わっていたそうですが、今では宿場の面影は何も残っていません。
水無一里塚(32里目)
この道は途中で車両通行止めとなります。一里塚は杉並木に埋もれてしまって見過ごしてしまいそうですが、ちゃんと案内板があります。この先地蔵堂を過ぎて新道と合流。合流したところにはコンビニ(ミニストップ)。歩きはじめて3時間ほど。途中でトイレ休憩する場所がずっと無かったんだ。よかったぁ。ドリンクとおにぎりも買って、まさに現在の茶屋でございます。
コンビニからしばらく歩道を歩いていくと、歩道は車道から並木の土手の上に続いていきます。歩いているうちに道はどんどん細くなって心配になるけどちゃんと続いているから大丈夫。
名前の由来は花の斑点を鳥のホトトギズの胸の班になぞらえてものとか。
国道を横切って旧道が続きます。奥のほうに立て看板が見える。車両通行止めかしらと思いながら歩いていくと、「全面通行止め」。何となく歩けそうだからと進んでいくと確かに路面が荒れていて危ない。平日は工事しているのかな。出口まで進んでいくと、こちら側には入口のところに「これより先、約0.2kmから通行止」と看板が出ている。反対側にもちゃんと出しておいてくれればいいのにね。
下森友の交差点でいったん新道と合流したら、また森友の交差点で杉並木に戻ります。
ここは一方通行の車が時折通りますが、歩道脇を歩いていても大丈夫。この辺りから本当に立派な杉が増えてきます。杉の木に名前の書いたプレートがかかっています。保護のためのオーナー制度で1本1000万円。ちょっと手がとどきませんが、寄付も随時受け付けているそうですよ。
さくらすぎ
杉の割れ目にヤマザクラが根ざしたもので、春にはきれいな花を咲かせるそうです。
七本桜一里塚(33里目)
塚上の杉の根元には大人が4人は入れるほどの大きな空洞ができていて、並木ホテルと呼ばれています。
追分地蔵尊
追分地蔵の看板犬 さくら
交通事故で足を怪我したところを拾われたそうです。人懐こくってかわいいワンちゃんです。