ひよどり坂
武家屋敷通りに隣接した江戸時代とほとんど変わらない竹林に囲まれた古径です。
佐倉駅 → サムライの古径ひよどり坂 → 大聖院 → 武家屋敷 →くらやみ坂 → 麻賀多神社 → 佐倉城址公園 → 国立歴史民俗博物館 → 宗圓寺・甚大寺・嶺南寺 → 妙隆寺 → 松林寺 → 佐倉順天堂記念館 → 旧堀田邸・さくら庭園→ 佐倉駅 約10km
七福神めぐりのコースにしては長い期間開催しているなぁと思いつつ、百名名城の佐倉城もまわれるので、やっと参加してきました。七福神の御朱印は期間が決まっていてもらえなかったけど、梅や桜が咲いていて春を感じるお散歩となりました。
JR佐倉駅(北口)
駅階段下にある観光情報センターが受付場所となります。
高崎川沿いの桜が咲き始めてる!一本だけだったけど、ソメイヨシノだよね!早すぎないかい?
サムライの古径 ひよどり坂
大聖院(布袋尊・大黒天)
大黒天:秘仏 御開帳なし、お札あり
武家屋敷(旧河原家住宅)
旧河原家住宅(大屋敷:三百万石以上)、旧但馬家住宅(中屋敷:百万石以上)、旧武居家住宅(小屋敷:小知)の3軒が公開されています。それぞれの石高による住居の違いが面白いです。
くらやみ坂
麻賀多神社(恵比寿・福禄寿)
麻賀多神社(恵比寿)
麻賀多神社(福禄寿)
佐倉城址公園(自由広場)
桜の名所で早咲きの河津桜が満開でした。
日本100名城のひとつ。土塁や空堀がよく残っています。
江戸時代には椎木曲輪という侍屋敷、連隊時代には兵舎があった場所に建つ博物館。原始・古代から現代にいたる日本の歴史と民族について展示してあります。今回はお城めぐりに時間を取ってしまったので見学はしていませんが、目録を見ると結構見ごたえがありそうです。
古園石仏大日如来像(複製)
お城をぐるっとまわりながら次のポイントを目指します。今回は間違えやすい曲り角に矢印が貼ってあって助かります。重願寺手前の公園にも土塁。お城の一部だったのかな。
江戸時代から続く城下町商店街で、店先ではひな祭りに合わせてひな人形が飾られていました。
高札場
おはやし館のまえには、町の辻にあった高札場が再現されています。
宗圓寺(寿老人)
甚大寺(毘沙門天)
本堂開扉:1/1~10 及び毎月10日
堀田家墓所(甚大寺)
嶺南寺(弁財天)
秘仏で1/1~1/10まで御開帳
妙隆寺(大黒天)
秘仏:1/1~1/7のみ公開
松林寺(毘沙門天)
秘仏:御開帳なし
三谷家住宅
明治初めに建てられ、出桁造の主屋と袖蔵が並んで建つ佐倉の伝統的な商家の建物
佐倉順天堂記念館
順天堂は、天保14年(1843)に蘭医・佐藤泰然が蘭医塾兼外科の診療所として創設したもので、現在の記念館は安政5年(1858)に建てられたものです。蘭学に理解があった佐倉藩主 堀田正睦が泰然を招きました。多くの優秀な医者を育てると同時に、天然痘の予防に努め、世界でもいち早く天然痘の撲滅に貢献しました。
旧堀田邸・さくら庭園
最後の佐倉藩主であった堀田正倫は明治になると東京に住んでいましたが、国の基となる農業と教育の発展のために尽くそうと、明治23年(1890)、佐倉に邸宅を構え、堀田家農事試験所を明治30年につくりました。往時の旧堀田邸は農業試験場を含めると約3万坪の広さがありましたが、現在は約3分の1ほどが残されています。それにしても背後の大きなビルは無粋です。
かつ波菜
お昼は佐倉城址公園でおにぎりを食べたのだけど、お腹が空いてきました。新町通りにすごく混んでいる美味しそうなとんかつ屋さんがあったので、とんかつが食べたいなぁと思っていたら、旧堀田邸を出た幹線道路沿いにローカルチェーン店のとんかつ屋さん。さほど期待はしていなかったのだけど、美味しくいただきました。ゴールの佐倉駅まではもう少しです。
こんなに長い期間七福神めぐりとはどうなんだろうとも思いますが、佐倉は歩いて面白い町でした。成田空港に行く途中に通りすぎるだけで、見どころはあまりないんじゃないかと思っていたのですが、どっこい、譜代大名の城下町だっただけのことはあります。だいぶ開発はされてますがね。それにしても坂が多~い。そして地図をみると、ひよどり坂、くらやみ坂、やかん坂、うるし坂、へび坂等々いろいろな名前がついていて坂だらけです。佐倉城址公園ではこれから桜がどんどん咲き始めます。印旛沼のほうまで足を延ばせば、チューリップ祭りも行われるそう。これから花の時期を迎えて見どころ満載の佐倉です。七福神めぐりは、お正月の期間のほかに毎月10日にも御朱印がもらえるそうですが、御開帳の時期は限られているので、やっぱりお正月に回るのがよさそうです。