マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

鶴見七福神めぐり(2024.1.4-1.12)  2024.1.5(金)

鶴見七福神

鶴見七福神

 鶴見区文化協会や鶴見歴史の会などによる鶴見七福神愛護会が2011年から実施している企画で、今年から生麦の慶岸寺の「七福神集いの小径」が加わりました。

 

鶴見市場駅横浜熊野神社 → 鶴見神社 → 総持寺東福寺 → 慶岸寺 → 正泉寺 → 安養寺 → 松陰寺大口駅

 

 少し遅めの歩き初めは、今年も七福神巡り。鶴見の七福神を巡ってきました。鶴見市場駅から数分歩いて旧東海道に出ると、目の前に最初の七福神が現れます。

 

福禄寿・横浜熊野神社

 拝殿の脇に机が置いてあって、台紙とスタンプが置いてあります。すべてセルフ式で、台紙の料金百円はお賽銭箱に入れます。小さな福禄寿が賽銭箱の脇にちょこんと鎮座していました。

 

 東海道を西に15分ほど歩くと次のポイントに到着です。

 

寿老人・鶴見神社

 約1400年前の創建と伝わる歴史のある神社です。七福神の祀られている社の扉は閉まっていました・・・。鶴見駅で線路を渡り、総持寺に向かいます。

 

大黒尊天・曹洞宗大本山 総持寺

 香積台に祀られている大黒尊天は大きくてとても立派でした。入口にある小さな大黒天は触れると御利益があるそうです。仏殿は耐震工事中でした。

 

 手枕坂を上ると、目の前にベイブリッジがみえました。子生坂を下り、石仏と立派な木のある角を曲がると東福寺です。

 

毘沙門天真言宗 東福寺

 子育観音霊場として信仰を集めているお寺です。線路を渡り、旧東海道に戻ります。

 

七福神集いの小径・浄土宗 慶岸寺

 今年から新たに加わったお寺の一角には、七福神が勢ぞろい。

 

恵比須神真言宗 正泉寺

 江戸時代、江戸城に新鮮な魚介類を献上する御菜八ヶ浦のひとつとして栄えた生麦を、恵比須様が見守っています。

 

道念稲荷神社

生麦神明社

 6月に行われる「蛇も蚊も祭り」が有名です。その昔は、一緒に行っていたそうですが、明治中頃からは、道念稲荷神社と神明社が別々に行うようになったそうです。一度は見に行ってみたいなぁ。旧東海道を外れて、またまた線路を渡ります。

 

福壽弁財天・浄土宗 安養寺

 祀られている弁天様は、弘法大師作と伝えられています。

 ここまでは、旧東海道沿いを行ったり来たりという感じでしたが、最後のお寺はだいぶ離れています。安養寺脇の小道から寺尾の坂をだらだらと30分ほど上っていきます。

 

布袋尊臨済宗 松陰寺

 何で一つだけこんなに離れているんだろうと思っていたら、昭和初期の浜七福神霊場のひとつでした。鶴見区内に残っているのは、ここと東福寺のみだそうです。

 

 20分ほど歩いて大口駅まで下りてきました。早昼を食べてからの七福神巡りだったので、お腹がすきました。駅近くのお店(NAGOMI・CAFÉ)でオムハヤシライスをいただきました。お土産は鶴見で買った和菓子。「よねまんじゅう」はお気に入りです。七福神の手ぬぐいは慶岸寺で購入しました。

 

 今年は鶴見の七福神を歩いてきました。昭和初期に「浜七福神」という鶴見から金沢までの広範囲にわたり、弘明寺や瀬戸神社までまわるような七福神があったそうです。かつては盛況だったそうですが、震災や戦災に見舞われ、いつの間にか衰退してしまったそうです。

 年明けから、地震、飛行機事故、火事、政治腐敗・・・辛くなることも多いけれど、小さな幸せを見つけながら、一年の終わりに「いい年だった」って言えるようにしていきたいです。