江の島は日本三大弁財天(安芸の宮島・近江の竹生島・江の島)の一つに数えられています。せっかくお正月に江の島まで来たので、今年は鎌倉・江の島の七福神を巡ることにしました。七福神と言っても弁天様を祀る神社が二カ所あるので合計で八カ所を巡ることになります。
①江島神社・江島弁財天
辺津宮の境内の八角のお堂・奉安殿には「八臂弁財天(又彩色弁財天)」と「妙音弁財天(裸弁財天)」が祀られています。まずは芸事・財運の神様にお参り。参拝を終えたら社務所で七福神巡りの色紙を購入して御朱印をいただきます。
江の島から橋を渡り海岸沿いに歩いて鎌倉を目指します。振り返ると江の島がきれいに見えます。
江ノ電に乗っていけば早いけど、お天気がいいので歩いていっちゃいます。
江の島から1時間ほど歩いて稲村ケ崎までやってきました。ここから見える江の島と富士山は絶景です!
そのまま1kmほど歩いて、坂の下のバス停で左に折れて極楽寺方面にちょっと歩くと、有名な力餅家。この角を入っていくと御霊神社に着きます。
② 御霊神社・福禄寿
江ノ電の踏切の先に続くのが御霊神社の鳥居です。長寿と福禄の神様、福禄寿は本殿右手の建物の中に鎮座。御簾がかかっていてお顔がよく見えません。境内の脇から細い路地を歩いていけば長谷寺までは5分ほどで到着です。
五穀豊穣の神様、大黒天は観音様の隣の宝物殿にいたよね。と境内案内もろくに見ずにどんどん上まで上がっていくと、「大黒様は下境内に遷座されました」の立て看板。御朱印は観音堂でいただくので観音様にお参りをして、先に七福神の御朱印をいただいて大黒堂へ向かいます。通常は非公開の大黒天像も今日は御開帳。堂内には「さわり大黒」も祀られていて、しっかりと撫でて福をいただきます。長谷寺は見どころいっぱいでゆっくりしたいところだけど、時計を見たらすでに3時を過ぎている。御朱印をいただくにも混んでいたし・・・今日中にまわれるかなぁ。
長谷から鎌倉まで江ノ電で移動してもいいのだけれど、25分程の距離なので歩いて行っちゃいましょう。「鎌倉えびす」が行われている境内はとても賑やか。家内安全 商売繁盛!
⑤ 妙隆寺・寿老人
⑦鶴岡八幡宮・旗上弁財天
御朱印をいただいたところでタイムアップ。時間は16時半前。最後の浄智寺の拝観時間も16時半まで。歩いて30分程かかります。今日中にまわれるかと思っていましたが、御朱印をいただくのに少なくても3、4人、長谷寺では15,6人は並んでいたので時間はかかります。色紙より御朱印帳を持ってる人が多かったなぁ。まぁ江の島道も歩いたし、江の島でものんびりしていたからもっと早くに出発しておかないと無理だよねぇ。
八幡様にお参りもしようと思っていたのですが、夕方だというのにまだ沢山の人が並んでいました。遠くから手を合わせて今日は帰ります。
段蔓は石垣の工事中でバリケードの中。なんだか見慣れない風景です。工事が終わるのは2016年3月の予定。残念ながら今年は段蔓の桜を見られそうにありません。
七福神色紙
すべての神様がそろいました。眺めているだけで御利益がありそうです。
色紙は、寺社名も手書きで御朱印を押してくれる1,000円、寺社名が印刷されていて御朱印を押してくれる500円の2種類。今回は1,000円の色紙を購入。各寺社で御朱印(¥300x8)をいただきます。拝観料は、江の島弁天堂¥150・御霊神社福禄寿拝観¥100・長谷寺¥300・宝戒寺¥100・淨智寺¥200 +お賽銭。おつりが出ないようにしたほうが良い、と聞いたので小銭をいっぱい用意して出かけました。
お正月に七福神をまわるのもいいものです。
良い年になりますように☆