マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【駅ハイ】 涼風感じる蒲田・羽田へ 名所を巡るお散歩コース 2023.9.24(日)

六郷水門

 堤内地の船溜まりは、かつて舟運にも利用され、雑色運河と呼ばれたころの雰囲気を伝えています。

 

蒲田駅① 西六郷公園(タイや公園) → ② 雑色商店街 → ③ 水門通り商店街④ 六郷水門 → 多摩川河川敷⑥ 萩中公園穴守稲荷神社 → ⑧ 羽田イノベーションシティ → ⑨ 羽田エアポートガーデン → 羽田空港第3ターミナル駅

 

 お彼岸に入り、やっと少し涼しくなりました。先週までず~~~っと30度越えだもの。すっかり夏バテ。今日はお天気もいいので、駅ハイで見つけた羽田のコースを歩いてきました。蒲田駅南口からスタートです。

 

① 西六郷公園(タイや公園)

「古タイヤを利用した怪獣やロボットなどのモニュメントや、たくさんのタイや遊具がある。怪獣に似せたモニュメントは、大きいものは頭からしっぽまでの長さが20mもあり、子供たちに大人気。管理棟内に休憩スペース有。」

線路沿いをしばらく歩いて到着。いつも電車から見て気になっていたんだぁ

 

仲町跨線橋

 タイや公園のすぐ脇にある跨線橋を渡ります。京浜東北線東海道線のビュースポットです。

 

② 雑色商店街

京急本線雑色駅から北西方向に東海道線の線路まで続く。店舗数約250は大田区の商店街の中でも随一」

 

③ 水門通り商店街

「六郷水門から雑色駅へ向かう通り沿いの商店街。高度経済成長期には近隣の工場ではが楽人とその家族の暮らしを、現在は林立するマンションに住む人々の生活を支える。」

 商店街を抜けて多摩川に向かいます。

 

④ 六郷水門

「狛江から流れていた六郷用水の多摩川への排水溝にあたる水門で、多摩川本流からの逆流防止のため、1931年に設置。水門に架かる橋の高欄の「郷」の字を9つの片仮名の「ろ」が囲むデザインは、地元・旧六郷町の町章を用いている。」 

 80年以上も現役で稼働中の水門で、土木学会選奨土木遺産に選定されています。堤内地にある煉瓦造りの建物は、現役最古の配水機場のひとつです。南北引き分けで別れた六郷用水の南堀は、ここに繋がっていたんですね。

 

 彼岸花が咲いていました。この時期になるとちゃんと咲く。本当に不思議ですね。

 

⑤ 多摩川河川敷

山梨県甲州市笠取山から流れ出る全長138kmの多摩川は、大田区の河口付近では川幅が広くなり、河原にはグランドや遊歩道が整備されている。対岸には川崎市の街並みが見える。」

 振り返ると富士山が見えました。いい道なんだけど、歩行者と自転車の区別がされていないので、ちょっと危ないなぁと思いました。色分けするとかすればいいのにね。

 

たまリバー50キロ

 羽村市羽村取水堰付近から大田区大師橋緑地付近までウォーキングやランニング、サイクリングなどが楽しめる53kmのコースになっています。いっぺんに歩くのは無理だけど、一度は歩いてみたいかも。

 

羽田神社

 コースには入ってないけど、通り道だったので寄ってみました。羽田神社は鎌倉時代に羽田浦の水軍で領主であった行方与次郎が「牛頭天王」を祀ったのが起こりです。明治元年(1868)自性院境内に祀られていた牛頭天王社は、神仏分離により八雲神社として独立、明治40年(1907)羽田神社と改められ、羽田の氏神様となりました。JALANAとコラボした御朱印が人気だとか。ただ残念なのは、裏に富士塚があるのに気が付かず、見損ねた・・・

 

自性院

 平治元年(1159)慈性が開基となり創建したと伝えられます。

 

⑥ 萩中公園

「児童交通公園、野球場、ガラクタ公園、プールなどがある大きな公園。児童交通公園は信号機があるコースで、自転車の練習をする幼児や小学生でにぎわっている。ガラクタ公園にある蒸気機関車や都電、トラック、ボートなどの乗り物やジャンボすべり台も子どもたちに大人気。」

 キッチンカーも出ていて、とても賑わっていました。

 

⑦ 穴守稲荷神社

「江戸時代後期、羽田要島(現空港島)の地主神として、現B滑走路付近に稲荷大神を祀ったのが起源。明治期代以降は、神社を中心に鉱泉宿街や海水浴場を有する東京近郊の一大保養地として発展したが、空港拡張に伴い現在地へ遷座。旧ターミナルビルに祀られていた航空稲荷の御朱印や涼しげな音色を奏でる水琴窟など見どころ満載。」

 明治時代以降、京浜電鉄(現京浜急行電鉄)の穴守線開通により、穴守稲荷神社を中心として、羽田運動場や海水浴場、動物園等を有する一大保養地として発展しましたが、満州事変を機に、平坦だった地は飛行場や軍需工場に変わり、空襲で焼け野原となった羽田はGHQに接収され、神社のあった場所は羽田空港となったのでした。当時は、伏見稲荷大社の鳥居の数を上回る数の鳥居があったといわれています。

「波浪が穿った穴の害より田畑を守り給ふ稲荷大神(堤防に空いた穴がもたらす害から土地を守る稲荷の神さま)」という意味から「穴守稲荷神社」と称されています。

 接収後に放置されていたものを地域住民が掘り起こして運び出した狐像

 

 東京都下水道局羽田ポンプ所脇の道を進みます。

 

 穴守橋を渡ります。小さな運河のような海老取川ですが、羽田の漁師町が繁栄していた頃は、多くの漁船が集まっていたそうです。

 

 すぐそばで飛行機を眺めることが出来ます。

 

⑧ 羽田イノベーションシティ

「沖合展開した羽田空港の跡地第1ゾーンが「先端産業」と「文化産業」をテーマに整備された複合施設。「先端モビリティ」「先端医療研究センター」「ロボティクス」等の先端技術や研究開発施設と「ホテル」「飲食店」「足湯」「ライブホール」等日本文化を発信する施設で、一つの「まち」を形成しており、新産業の創造・発信基地として位置づけられている。」

 天空橋駅が最寄り駅になります。足湯のあるスカイデッキからは空港がよく見えます。フライトシミレーションのできる施設もありました。人が少ないので穴場かもしれません。

 

Cread!sce丸善・早矢仕オムライス)

 羽田イノベーションシティでランチにしました。ビルの奥まったところにあるせいか、空いていてのんびりできました。

 

⑨ 羽田エアポートガーデン   

羽田空港跡地第2ゾーンを整備した複合施設。ショッピングエリア、ホテル、温浴施設、イベントホールなどがあり一日中楽しめる。羽田空港第3ターミナルと直結しているほか、対岸の川崎市にあるキングスカイフロント地区とも多摩川スカイブリッジで結ばれており、空港周辺の魅力を高めている。」

 新しい施設なのでとてもきれいです。いろんなお店が入っているのでのんびりと見て回るには良さそう。空港直結とはいえ、行って来いだとちょっと面倒かも。

 

羽田空港第3ターミナル

 本日のゴールは東京モノレール羽田空港第3ターミナル駅。せっかく空港まで来たので空港内を一回り。コロナ騒動から回復して、大勢の人で賑わっていました。展望デッキでしばし飛行機を眺めていました。ひっきりなしに離着陸を繰り返しているだけなのに、ずーーーっと見ていられる。自由に移動できるって素晴らしい。

 

 少し涼しくなって、お散歩したいけど、自分で調べるのも億劫。なので、お手軽に歩ける駅ハイに参加してきました。車窓から気になっていたタイや公園にも行けたし、たくさんの飛行機を眺めてリフレッシュ。数年ぶりの羽田は、新しい商業施設やなんやらが建ち並び、とてもきれいになっていました。温泉施設やレジャー施設もでき、明治のころのような一大保養地に近づきつつあるのかもしれません。平和な世の中が何よりです。