マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

東海道五十七次  (橋本) ~ 枚方宿 ~ (枚方大橋南詰)   2014.03.09

2日目は橋本駅からスタート。昨日よりも少し暖かくなりました。
 
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橋本駅近くの道標まで戻って,今日のスタートです。
 
 
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江戸時代、橋本には石清水八幡宮への参拝者のため対岸の山崎と結ぶ渡し船がありにぎわったそうです。戊辰戦争で幕府方の陣が置かれ戦火を被ったり、鉄道が整備され渡しも廃止されていく中、さびれていく町を立て直すため遊郭ができたそうです。現在その遊郭もなくなり昔の建物がどんどん壊されているそうですが、名残の建物もまだいくつか残っています。遊郭の町として大々的に残していくのはむずかしいかもしれませんが、何らかの形で残して行って欲しいと思う街並みです。
 
 
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橋本の街を抜け踏切まで来ると目の前に広大な工事現場。何になるんだろう。この辺りは田んぼが広がっていたらしい。とりあえず歩行者専用と書かれた看板から工事中の道を歩いていきます。奥に樟葉タワーがみえます。
 
 
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久修園院
 
 
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楠葉台場(砲台)
慶応元年(1865)江戸幕府は大阪湾から京都に侵入する外国船に備えるという名目で勝海舟を責任者として砲台をつくりました。
 
 
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工事中の道をウォーキングしている人達がいたのでそのままついていったら住宅街にでてしまいました。線路沿いに出ないとならないはず。手ぶらだったから近所の人が散歩してたんだね。
 
 
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戻ってみたけどどこで曲がればいいのかよくわからず適当に曲がって水道局の脇の線路沿いの道に出ました。あっているはず。
 
 
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線路と分かれて新しい感じの住宅街を歩いていきます。光明院の場所が地図と逆だけど京街道の道標がありました。風情のある道だけど写真の道とは逆のクリーム色の舗装を歩いて樟葉駅前に向かいます。
 
 
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駅前に出たら京阪のガードをくぐり13号線と合流します。道路の向こうには淀川が流れている
はずだけど流れまでは見えません。線路と道路に挟まれた歩道をしばらく歩いていきます。樋之上の交差点で旧道へと入ります。
 
 
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牧野駅で踏切を渡り、橋を渡ると前島街道の道標。前島街道は牧野と高槻(西国街道)を結びます。
 
 
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今池公園
しばらく川沿いに歩き左折して阪今池公園の西側を歩くはずでしたが、気づくと川沿いに公園の脇を歩いている。また曲がり損ねた。公園でちょっと一休み。京街道に戻って踏切を越え三栗で府道13号線を横切り三栗南からしばらく13号線を歩きます。
 
 
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かささぎ橋
御殿山を越え磯島交差点から旧道に戻り天野川に突き当たったら右折して橋を渡ります。天野川→天の川に架かる橋だから「かささぎ橋」とか。
 
 
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枚方宿東見附
橋を渡りすぐ左折して土手を下ると枚方宿の東見附です。京街道で初めて宿場町らしい雰囲気でなんだかうれしい。
 
 
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宗左の辻
東海道と磐船街道(枚方~田原)の合流点で精油業角野宗左の屋敷があった所です。
 
 
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駅前の広場に出るといっぱいの人。テント張りの屋台がたくさん出ています。毎月第二日曜日には「くわらんか五六市」が開催されていて大勢の人でにぎわいます。
 
 
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駅前から枚方宿西見附まで延々とお店が続きたくさんの人で賑わっていました。美味しそうな屋台で今日はお昼を済ませました。
 
 
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鍵屋資料館
古い建物がいくつか残っていて、そのうちの一つ旅宿「鍵屋」が資料館として見学できます。わかりやすい東海道五十七次のイラストマップがあったので買ってきました。
 
「くわらんか船」とは、淀川を渡る三十石船に小舟を漕ぎ寄せて「餅くわらんか、酒くわらんか」などと売りつけた煮売り茶舟のこと。枚方で発展し「東海道中膝栗毛」にも書かれるくらい名物となりました。
枚方は上手に町おこしに宿場町の歴史を生かしています。
 
 
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西見附を過ぎた先の二股を真ん中にある道標にしたがって右に進んでいきます。ぐるぐるとインターの下を通って枚方大橋南詰の交差点の反対側までついたけど、地図を見ると細い道がまっすぐつながっているように書かれている。左側の道が正解だったのかなぁ。