久しぶりにお天気のいい週末。お天気に誘われて大山道を歩いてきました。ちょっとスタートが遅くなってしまったので今日は長後までです。
大山阿夫利神社と追分不動尊が祀られて、江戸時代から関東一円の人々に信仰されていた大山。広重の東海道五十三次の戸塚にも茶屋に沢山の大山講の札が下がっています。戸塚宿の少し江戸寄りの柏尾から始まる道が大山道の柏尾通り。この道を歩いて大山を目指します。
お参りをしたら、さぁ出発です。
道なりに進んだら階段を上って瀬谷柏尾道路(県道401号)にでて線路と柏尾川を渡ります。この県道が大山道だけど、道が狭くて交通量多いので並行している阿久和川の遊歩道を歩いていきます。
途中のベンチでは主のように大きな猫ちゃんがお昼寝中。
遊歩道沿いの橋のそばには親切な道案内がありました。
永明禅寺別院
歩いていくと道標と由来の案内板がありました。もともとは坂の入口に立っていたそうですが、宅地造成によってここに移されたそうです。ここだけじゃなく気を付けてみるとひっそりと道標が建っています。
中川地区センターの駐車場に寄り道。ここには宅地造成により移された道標が集められています。
地区センターから県道218号にでて国際親善病院の一つ先の信号(西が岡1丁目西側)で左折して坂を上っていきます。突き当たりを左折してすぐを右折。細い道をしばらく歩くと少し大きな道と合流します。
道標(和泉小入口交差点)
写真だとちょっと見えずらいのだけど富士山と大山がならんで見えます。
和泉小入口の交差点でかまくらみちを横切り、和泉小のところで左に曲がってしばらく坂を下っていくと長後街道(県道22号)に着きます。長後街道に出ると相鉄線のいずみ中央駅はすぐそこです。ここでちょっと一休み。軽くお昼をすませたら、泉区役所を右手に見ながら相鉄線の下をくぐってしばらく長後街道を歩いていきます。道の左側を歩いて和泉坂下の交差点の少し先の分れ道を左へ折れ旧道へと入っていきます。
旧道を歩いているとひときわ高くて大きなピンクの花が目につきました。家に帰って調べたら皇帝ダリアという花でした。メキシコ原産の花で高さは3~4メートルもあります。
旧道の坂を上っていくとまた富士山と大山のツーショットが見えてきました。今度の写真ならわかるかなぁ。富士山がもうちょっと鮮明に見えたらよかったのだけど。
突き当たりまで来たら右折して長後街道を渡ってJAのところで左折。境川に突き当たります。昔はここを渡ったそうですが今は渡れないので川沿いに長後街道まで戻って橋を渡って反対側から旧道を辿ります。川沿いはとてもよく整備されたサイクリングロードになっています。
境川から道なりに歩いて長後街道を渡り、旧道に入り角にある道標を右折してしばらくするとまた長後街道と合流。狭くて車通りが多いから注意して歩いていきます。藤沢湘南台病院が見えてきたところで左側の細い旧道へと入っていきます。道なりに藤沢街道(県道467号)を越えたいところだけど信号がないので少し先の歩道橋を渡ります。歩道橋の上から赤い屋根がみえました。
赤い屋根は庚申堂。享保年間(1716~36)に造られた塔を保存しようと大正11年春に祠が建てられ、庚申堂とよばれようになったそうです。
だいぶ前に歩こうと思って調べていたのですが、何となく歩きそびれていた大山道。本来なら10キロ程。戸塚からの距離を足しても12キロ程なのですが、調べてからだいぶ時間が経っていて直前の確認もせず、簡単な地図で歩き始めたので実は途中で道に迷ってしまいました・・・。国際親善病院の坂を上った先で突き当りを左折するところを右折してしまい、何となくおかしいなと思いつつ歩き続けて弥生台まで戻ってしまいました。本来なら15分ほどの距離をなんと1時間近くも回り道。なんだか疲れて、いずみ中央でひとやすみ。長後までは歩いたけど、スタートも遅かったし、また道を間違えそうな気がして長後駅から戻ってきました。やっぱり直前に確認をしないとね!こんな時スマホだったら地図の確認も簡単なのになぁ・・・とか思いつつもまだガラケーのまま。
この調子だと大山寺の紅葉には間に合わないかなぁ。なんて思っていたら今日(11/19)のニュースで紅葉が見ごろとか。やっぱり歩いて行くのは間に合わなかったなぁ。