行田市のおいしいコメと観光を発信するため、平成20年(2008)から始まりました。今年のテーマは『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』とのコラボレーションです。
東行田駅 → 富士見橋 → 古代蓮の里 → 特別史跡埼玉古墳郡・さきたま古墳公園 → 前玉神社 → 水城公園 → 忍城址 → 行田八幡神社 → 行田市駅
秩父鉄道と合同で行われた駅ハイに参加してきました。埼玉の空は広々としていいなぁ。お天気もいいし、行田の街中には花手水が飾られていて、と手も気持ちのいいお散歩になりました。
相変わらず予定よりも遅れてしましましたが、おかげで乗り換えの熊谷駅でSLに出会うことが出来ました。
東行田駅で受付を済ませて出発。ひたすら平坦な道を歩きます。
富士見橋(武蔵水路)
まっすぐな水路が延びています。行田市の利根大堰で取水され、鴻巣市で荒川に注ぐ14,5kmの利根川の水を荒川に導くための導水路です。都市用水及び浄化用水として利根川の水を首都圏に運ぶことを目的として、昭和40年(1965)3月に緊急通水、昭和42年(1967)3月完成しました。水路に浮かんでいるブイは、万が一落ちた時の救命用なんだそう。流れが速いので、落ちるなんて考えただけでゾっとします。
やっと古代蓮の里のタワーが見えてきた・・
古代蓮の里
近くの公共施設工事の際に偶然出土した種子が自然発芽し、開花しているのが発見されたことで行田市のシンボルとなった古代蓮を見学できる施設です。開花時期は6月中旬から8月上旬です。
やっと到着。駅から50分近くかかった・・。日陰のない道なので、蓮の花が咲く時期は歩きたくないです。園内は広くて、満開の時期は見応えがありそうです。桜がちらほら咲いていました。
秩父の山並みの奥に八ヶ岳もみえる? 浅間山や日光方面は光が反射してよく撮れませんでした。
こんなにきれいにできるんだぁ。タワーからは窓ガラスが反射して見えにくいのだけど、田んぼアートのところは、写真が撮りやすいように反射除けを置いてくれていました。おかげできれいに撮れました。
園内で一休み。小判型で銭(ゼニ)に似ているから「ゼリーフライ」になったという、おからがたくさん入ったヘルシーで揚げていないコロッケみたいな行田名物をいただきます。
旧忍川沿いを歩いていきます。足元をぴょんぴょんバッタが跳ねていきます。
古墳群が近くに見えてきました。
特別史跡埼玉古墳郡・さきたま古墳公園
国指定「埼玉古墳群」を整備して造られた公園です。前方後円墳8基、円墳1基の計9基の大型古墳が密集した状態で残されています。
稲荷山古墳
五世紀後半ごろに造られたとされる全長120mの前方後で、埼玉古墳群の中で最初に造られた古墳とされています。金錯銘鉄剣が出土しています。
稲荷山古墳の上からは古代蓮の里のタワーがよく見えます。奥に見えるのは、筑波山かな
将軍山古墳
全長90mの前方後円墳です。内部の見学ができたようでした。
丸墓山古墳
直径105mの円墳で日本代々です。墳丘はさきたま古墳群の中で一番高く約19mあります。石田三成の陣が張られていました。ちなみに北側の階段は93段、南側の階段は99段もあるそうです。
石田堤
二子山古墳
全長138mの前方後円墳で、かつての武蔵国の中では最大の古墳です。古墳を全部まわろうと思ったら時間が足りません・・・
前玉神社
高さ8.7m、周囲92m程の浅間塚と呼ばれる古墳上に建てられています。御祭神は、出雲系の神である、前玉比売神(サキタマヒメノミコト)と前玉彦命(サキタマヒコノミコト)の二柱です。看板ネコちゃんは見かけたけれど写真は撮らせてくれませんでした。なので、門前の和菓子屋さんからネコちゃんを連れて帰ることにしました。
ランチ(一寸一)
海なし県で海鮮丼を頂きました。
さきたまテラス
今年の4月にできたばかりの観光物産館
水城公園に向かって歩いていきます。歩道と自転車道がちゃんと分かれていてとても歩きやすい道になっています。右手の美容院にマネキンの首が・・・ちょっと怖い。
水城公園
忍城の外堀の沼を利用して整備された公園です。
忍城址
関東七名城にも謳われた名城です。城内がアートで彩られていました。
ハロウィーン提灯の下がる道を歩いて冠木門を抜けていきます。
行田八幡神社
源頼義、義家が、奥州討伐の際に勧請したと伝えられています。当初は佐間村田中に鎮座していましたが、天文年間にこの地に移され忍城城主成田下総守長泰公により城下総鎮守となりました。
街並みを眺めながら駅に向かいます。
行田花手水
街のあちこちに花手水が飾られていました。とてもきれいです。
一度は見てみたかった田んぼアートと、だいぶ前に訪れた時はまだ続百名城のスタンプがなかった忍城のスタンプを押してきました。花手水にハロウィーン飾り。とてもきれいで賑やかな街になっていました。古墳も見たいし、また訪れたい街歩きでした。