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まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【日本100名城 その33】  6  盛岡城

6 盛岡城 (岩手県盛岡市)  
 
 
 
イメージ 1☆データ☆   (100名城ガイドブックより)
 
 ・城地種類 平山城
 

 ・築城     慶長23(159798) 南部信直・利直・重直

 
 ・主要城主 南部氏
 
(登城日: 201752日)
 
 
 
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盛岡城 (本丸と二の丸の石垣と空堀
 北上川と中津川の合流地点の残岡上に築城。完成まで40年の歳月をかけ、以降明治維新まで南部氏代々の居城として続きました。東北地方にはめずらしい総石垣造りの城で、盛岡産の大きな花崗岩が特徴です。本丸が狭かったため表御殿は本丸ではなく二の丸に設けられていました。城は江戸時代に何度か修築が行われましたが、明治7(1874)に破却されました。


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本丸


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二の丸


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腰曲輪


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二の丸 石垣
江戸時代の石垣が残っています。一番高さのあるところで14mもあります。


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本丸石垣
この辺りが一番古い石垣


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彦御蔵
盛岡城内に現存する唯一の建造物で江戸後期に建てられた蔵と考えられています。道路拡張のため100m程移設されました。


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三の丸に行く途中の岩盤には石割ケヤキ
 

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鶴ヶ池


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烏帽子岩(兜岩)
築城時に出た大岩で、南部藩盛岡の「お守り岩」として崇拝されています。


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もりおか歴史文化館
100名城スタンプを押すついでに見学。歴史常設展示室は無料だけど見ごたえ満点。根城で聞いた話を思い出しながら家紋の違いを眺めたり、城下町の絵巻シアターに見入ってしまったりとついつい長居をしてしまいました。
 
---☆☆
おまけ


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樹齢360年以上というエドヒガンザクラ。すっかり葉桜ですが。この生命力には元気がもらえます。


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岩手県の最高峰、標高2038m。お城から見た岩手山はビルがじゃまでよく見えませんでしたが、北上川から見る岩木山はとても風格があります。
 
 
 八戸で根城を見学し、その足で盛岡にきました。どちらも南部氏の城ですが、土塁の城と石垣の城。まるっきり違うお城です。石垣の石はすべて近隣産の花崗岩が使われています。南北朝のころまでは根城南部氏や九戸氏も南部一族として力を持っていました。戦国時代に入ると盛岡(三戸)南部氏が豊臣秀吉の天下統一により力を持つようになり、最終的に九戸氏は滅ぼされ、根城南部氏は盛岡南部藩の一部となり、盛岡南部氏が南部藩筆頭として幕末まで続きますが、戊辰戦争では幕府側につき敗れました。その後公園として整備されています。