☆データ☆ (100名城ガイドブックより)
・城地種類 平山城
・築城 慶長2~3年(1597~98) 南部信直・利直・重直
・主要城主 南部氏
(登城日: 2017年5月2日)
北上川と中津川の合流地点の残岡上に築城。完成まで40年の歳月をかけ、以降明治維新まで南部氏代々の居城として続きました。東北地方にはめずらしい総石垣造りの城で、盛岡産の大きな花崗岩が特徴です。本丸が狭かったため表御殿は本丸ではなく二の丸に設けられていました。城は江戸時代に何度か修築が行われましたが、明治7年(1874)に破却されました。
本丸
二の丸
腰曲輪
二の丸 石垣
江戸時代の石垣が残っています。一番高さのあるところで14mもあります。
本丸石垣
この辺りが一番古い石垣
彦御蔵
盛岡城内に現存する唯一の建造物で江戸後期に建てられた蔵と考えられています。道路拡張のため100m程移設されました。
三の丸に行く途中の岩盤には石割ケヤキ
鶴ヶ池
烏帽子岩(兜岩)
築城時に出た大岩で、南部藩盛岡の「お守り岩」として崇拝されています。
もりおか歴史文化館
100名城スタンプを押すついでに見学。歴史常設展示室は無料だけど見ごたえ満点。根城で聞いた話を思い出しながら家紋の違いを眺めたり、城下町の絵巻シアターに見入ってしまったりとついつい長居をしてしまいました。
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おまけ
樹齢360年以上というエドヒガンザクラ。すっかり葉桜ですが。この生命力には元気がもらえます。