桑名に用事ができたので、前日に回れる百名城を2つ(伊賀上野城・松坂城)回ってきました。朝早くの新幹線で新横浜を出発しても着くのは10時。やっぱり遠いなぁ。名古屋から四日市、亀山、伊賀上野と乗り換えて上野市駅へ。伊賀上野での乗り換えは改札を出ないので車内清算。亀山から先はワンマンで2両しかないから、亀山までの間に清算しておいて正解。とにかく人が多くていつもこんなに混んでいるのかしら、と思いながら伊賀上野城まで行くとウォーキングイベントが開催されていました。ちょっと参加してみたかったけど、申し込みをしてなかったので無理でした。お城をみたあと、城下町をぷらっとしてきました。
俳聖殿
忍者博物館の脇には忍者がいっぱい。
伊賀の町では、あちこちで忍者に変身できるそうです。
公園内できれいに咲いているこの花はサザンカかな
旧崇廣堂
文政4年(1821)、伊勢津藩第10代藩主藤堂高兌の時代に伊賀・大和・山城の領地に住む藩士の子弟を教育するため、津の藩校有造館の支校として建てられました。創建当時のまま残る貴重な国の史跡です。
芭蕉生家
延命厄除地蔵尊
上野天満宮(菅原神社)
創建は不詳ですが、藤堂高虎による城下町建設の際にこの地に奉遷城郭鎮守として祀られました。毎年10月に行われる秋祭りは関西秋の三大祭の一つに数えられています。この楼門は江戸中期の建築と伝えられています。
街中のいたるところに忍者が潜んでいます。
駅にも・・・・
ふと気が付くともうお昼すぎ。お昼を食べていると時間が無くなっちゃうので、電車の待ち時間に途中で買った豆大福をいただきます。ここは和菓子屋さんがいっぱいあってうれしいな。伊賀鉄道で上野市から伊賀神戸、近鉄に乗り換えて松阪に向かいます。トンネルが多くて、やっぱり伊賀は山の中なんですね。松阪駅は近鉄もJRも同じ改札口を使います。でも近鉄はICカードが使えるけど、JRは四日市から先は使えないんだ。松坂駅前の観光案内所で道を確認して松阪城へ向かいます。
松阪市立歴史民俗資料館
明治44年に建てられた図書館を改装した資料館。百名城スタンプは城跡内にある歴史資料館と本居宣長記念館に置いてあります。今回は本居記念館でもらうことにしました。なのでここは外から覗いただけ。
鈴屋(本居宣長旧宅)
松阪城跡にある鈴屋。本居宣長が12歳から亡くなる72歳まで住んでいました。二階書斎の床の間の柱に掛鈴を下げていたころから「鈴屋」と呼ばれています。明治42年(1909)に保存と公開のため魚町から移築されました。勝手に見学できちゃいますが、奥にある本居宣長記念館で入場料を払ってくださいね。勾玉って何?から始まった古事記の研究ついての資料等が展示されています。正直内容は良くわからないのだけど、几帳面で印刷のようにきれいな文字が印象的でした。
本居庵
松阪城跡をでて本居神社にむかうと自然薯料理の看板。そうだちゃんとお昼食べてなかった。ここの自然薯は真芋と言ってアクが多くて色が濃いけど、その分栄養があるんだって。好き嫌いがありそうだけど私は好きです。真ん中にあるのは自然薯のかば焼き。お店の人がとても親切で町のことをいろいろ教えてくれました。
御城番屋敷
御城番屋敷 土蔵
江戸時代末期に松阪城内の隠居丸に建てられていた土蔵のうちの米蔵と言われていて、これが事実なら旧松阪城関係の建物としては、唯一現存する建物となります。
旧長谷川邸
江戸時代の木綿問屋「丹波屋」松阪商人の隆盛ぶりのうかがえる邸宅ですが、公開日は日曜と祝日のみでした。
松阪商人の館
江戸で一番の紙問屋、豪商小津清左衛門家の邸宅を資料館として公開しています。が時間が遅かったので閉館でした。それにしても立派な家ですね。そしてこの道は伊勢街道。そのうち伊勢神宮まで歩いてみよう。
三井家発祥地
三井家全盛の基礎を築いた三井高利が生まれ育った場所。内部は非公開です。