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【日本100名城 その19】  48 松阪城

48 松阪城 (三重県松阪市


 イメージ 1 ☆データ☆   (100名城ガイドブックより)

  ・城地種類 平山城

  ・築城     天正16年(1588) 蒲生氏郷


  ・主要城主 蒲生氏、服部氏、古田氏


(登城日: 20151031日)


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松阪城
 天正12(1584)蒲生氏郷近江国日野城から伊勢国松ヶ島城に入城。しかし松ヶ島は伊勢湾に面し城下町の発展性がないと考え、天正16(1588)独立丘陵上に、出身地の工人などの技術者集団を引き連れ、安土城とよく似た縄張や建物構成を持つ城を築城。本丸には三重の天守をはじめ多くの櫓が建てられ、各曲輪に豪壮な石垣が築かれました。また氏郷は信長に倣い、楽市楽座を設け松阪の城下町を整備して、商人の本拠地として栄えさせました。
 

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大手門跡


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表門跡


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遠見櫓跡


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助左衛門御門跡


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月見櫓跡


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月見櫓跡から伊勢湾方面


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本丸跡(上段)


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散見櫓~天守閣跡


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太鼓櫓跡下から中御門跡


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裏門跡


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隠居丸石垣
野面積みのとても綺麗な石垣。石垣修復事業の際に、とても珍しい江戸時代の石垣修理跡の捨石(捨石状遺構)が見つかったそうです。


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隠居丸跡
現在は本居宣長の旧宅(鈴屋)が移設されています。


石垣しか残っていません。というより、石垣が残っています。見事な野面積みの高石垣。とにかくきれいです。Wikiによると「松阪城の魅力に石垣がある。名古屋工業大学教授・内藤昌博士によると「素晴らしい石垣。安土城同様の形式だが、それを上回る強固なもので美観という点でも優れている。蒲生氏郷の美意識の高さを感じられる」とし、近世の先駆けとなる名城としてあげられる。安土城の築城に加わった蒲生氏郷だが、松阪城にもこの時の石垣作りが取り入れられている。石垣のつみ方は「野面積み」を主体に、隅の部分は「切り込みはぎ」「算木積み」という工法が使われている。これらの工法は「穴太衆」と呼ばれる近江国の石工集団が、安土城で今までの日本にはなかった新しい築城方法を発案した。」安土城はまだ見ていませんが、見に行くのが楽しみです。松阪に会津蒲生氏郷は城づくり、街づくりの天才ですね。40歳と若くして亡くなってしまったのが残念です