5日目 (6/19) その2
サンタンデール ~ サンティリャーナ・デル・マル ~ ブルゴス
標高860mの丘陵地帯にある大きな街です。844年にアストゥリアス王国によって城塞都市が建設され、1035年のカスティージャ王国の成立で司教座がここに移され非常に重要な大都市となりました。また、この街はメインの巡礼路「フランス人の道」の途中にあり、ここからサンチャゴまでは490km程。
サンタマリア門
中世の街を囲んでいた城壁にあった門の1つで、市内にある門の中でもっとも主要なもの。16世紀に凱旋門として改装されたものでカテドラルのあるレイ・サン・フェルナンド広場へと続いています。
カテドラルの正面にあるレストランでお昼。デザートに出たのがこれ。豆腐と羊羹? 名前を聞き忘れてしまいました。白い豆腐のようなのは全然味がなくて、赤い羊羹みたいなのはすっごく甘い。一緒に食べるとちょうどいい。食べたことのない味でした。
1221年にカスティーリャ王フェルナンド3世の命を受け着工され、中断された時期を含め1567年に完成するまで300年もの長い時間がかかっています。
レコンキスタの戦いの際に聖ヤコブが白馬にまたがり現れ、勝利を約束したという奇跡に基いて、レコンキスタの守護聖人となりました。モーロとはイスラム教徒のベルベル(ムーア)人のこと。異教徒とはいえ聖人が人間を踏みつける姿にはちょっと違和感があります。
道標
上から三番目の案内にある黄色いホタテガイのマークが巡礼路の道標。これはアルベルゲと呼ばれる巡礼宿への道標となっています。
遊歩道に並ぶ植木はアート?
エル・シッド(El Cid)像
アーケードの天井に続いていたロープの絵
広場
サンタンデール ~(約30km)~ サンティリャーナ・デル・マル ~(約165km)~ ブルゴス