マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

平塚宿 ~ 大磯宿 ~ (国府津)  7/7

☆ 七夕 ☆ です!
夕方から雨になってあいにくとお星様は見えませんが
織姫彦星は人間どもに邪魔されずに雲の上で逢瀬を楽しんでいるのでしょうか?
 
 
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平塚といえば七夕☆ ということで7月7日を選んで出発!
朝10時に駅に到着したのですがものすごい人出・・・
予報では午後からお天気が崩れるとの事だからかしら。
七夕飾りやイベントを見ながら会場をウロウロ。
今日は七夕結婚式も行われるようでドレスを着た花嫁さんも。
なんとか雨も持ちそうです
 
 
 
 
 
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 人ごみを抜けて「本陣跡」「西組問屋場跡」の案内柱を過ぎて
 左手に入ると、 平塚の地名の由来ともなった 
 「平塚の塚」 があります。 言い伝えによると
 ”桓武天皇の三代孫、高見王の娘政子が、東国へ向かう旅を
  した折、天安元年(867)この地で逝去した。棺をここに埋葬し
  墓として塚が築かれた。その塚の上が平らになったので
  里人に「ひらつか」と呼ばれるようになった” そう
 
 
 
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前方に広重の絵にも描かれた 「高麗山」 が見えてきました。
お天気がよかったら頂上の湘南平までいくのもいいかも。
カップルならテレビ塔にも行かないとね。
 
曇天の中を歩くおひとり様の旅人は麓の 
「高来神社」 にお参りだけしてさっさと前に進みます。
江戸時代には参勤交代の大名が下馬して参拝したという
徳川家由来の神社です。
 
 
 
 
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  「化粧坂」で旧道へと入ります。
  この辺りは「曽我物語」ゆかりの地が多くて
  虎女の「化粧井戸」もあります。
 
  旧道で松並木ってなかなかお目にかかれないから
  この辺りは東海道気分が盛り上がります!
  なんて思っているとぽつぽつと雨が・・・・
  広重の絵も大磯は確か雨だったよなぁ
  
 
 
 
 
 
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国道に合流してしばらくすると雨も小止みになり
日本三大俳諧道場のひとつ 「鴫立庵」 へ
 
「こころなき 身にもあはれは 知られけり
  鴫立沢の 秋の夕暮れ」   西行法師
 
ここは湘南発祥の地でもあります。
また大磯は海水浴の発祥の地でもあります。
 
 
 
 
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 お腹も減ってきたので街道沿いにある古民家風の
 カレー屋さん(CHAIRO)でお昼。
 夏野菜のカレーを注文。 
 甘めのサラッとしたカレーでした。
 
 とにかく今日は蒸し暑かったから
 スパイスたっぷりのカレーと
 冷房のきいたお店の中はウレシイ。
 
 
 
 
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東海道から路地に入ると島崎藤村が晩年を過ごした家があります。
萩の枝の窓がおしゃれなこじんまりとした素敵な家でした。
 
明治期の避暑地として賑わった大磯。
このあたりは多くの名士の別荘や邸宅が数多くあります。
が、吉田茂邸は火事になっちゃうし、伊藤博文の「滄浪閣」は
売りに出されたままで廃墟になりそうだし。
後世に残していくのは大変。
 
 
 
 
 
 
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 城山公園の先で旧道に入り、また国道に戻り六所神社
 鳥居までくるとお祭りの準備をしていました。
 浜降祭もあるし来週も湘南はにぎやかそうです。
 二宮を過ぎ旧道に入ったり国道に戻ったり一里塚が
 有ったりの単調な道を歩いていると東海道からも
 海がよく見えるようになります。
 国府津駅近くで海岸に下りて一休み。
 曇天で灰色だけど海はやっぱり気持ちいい!
 
 
 
 
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なんとかお天気も持ったので今日は国府津駅で終了。
 
歩行距離 : 約14キロ  6時間
 
 
大磯の和菓子屋さん(新杵)でペンギンの干菓子を発見。
和菓子でペンギンは珍しいよね。
ペンギン好きには ちょっと うれしい!