マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

戸塚宿 ~ 藤沢宿 ~ 平塚宿 (6/23)

6月というのにもう台風被害を心配しないといけないなんて。イメージ 1
これも温暖化の影響なんでしょうかね・・・・
 
天気予報はカラッとした晴れ。
と、言っても雲が多いけど・・・・
 
今日は戸塚を8時過ぎの出発です。
 
戸塚は江戸をたった旅人の第一番目の宿泊地として
たいそう賑わっていて、本陣2、脇本陣3、旅籠75と
東海道53次の中では10番目に宿泊施設の多い宿場でした。
今は案内板ばかりですが・・・
 
 
 
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   本陣跡の碑を過ぎしばらく歩くと
   「お札まき」で有名な八坂神社があります。
   女装した男の氏子達がお札をまいて町内を練り歩くという
   ちょっと珍しいお祭りです。
   屋台もいっぱい出てどっから出てきたんだと
   思うくらい人があふれてきます。
   
 
 
 
 
 
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八坂神社のすぐ先には富塚八幡宮
山頂の古墳は富塚彦命の墳墓とされていて
「富塚」と呼ばれ、これが「戸塚」の地名の
由来になったといわれています。
 
源頼義、頼家父子がここ野営し勝利したことに
感謝して創建されました。
菅原道真公も奉られていたり
芭蕉の句碑もあります。
「鎌倉を生きて出けむ初松魚」
 
 
 
 
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  「上方見付跡」や「第六天」を過ぎると
  ダラダラとした坂に差し掛かります。
  「大坂」です。 石仏群とか見ながら登りきると
  新道と合流です。
  箱根駅伝で有名な戸塚中継所は合流前の新道側です。
  戸塚駅周辺にはこんなマンホールもあります。
  
 
 
 
 
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中央分離帯に松が植わっているとはいえ
車通りが多くて東海道気分にはちょっと遠い道を歩いていると
忠臣蔵の「お軽勘平の碑」があります。
サイドストーリーだけど戸塚も舞台になっているのね。
原宿の一里塚を通り過ぎて原宿の交差点へ。
立体交差になったから渋滞は緩和されたのかしら。
藤沢バイパスまでひたすら歩いて国道と別れ
鉄砲宿で戸塚茅ヶ崎線にはいります。
 
 
 
イメージ 6   今度はダラダラとした坂を下っていくと「遊行寺」につきます。
   踊念仏で知られる一遍上人を開祖とする時宗の総本山で
   正式名称は「清浄光寺」 
 
   藤沢宿はこのお寺の門前町として栄えました。
   だからなのかな本陣跡の案内の角柱とかはあるけど
   東海道としての藤沢宿としてはあまり力を入れてない感じ。
   
   しばらく進むと源義経ゆかりの「白旗神社」もあります。
   引地川を過ぎメルシャンの工場脇をぬけ歩いていくと
   大山道の道標「四谷不動」でまた国道1号と合流します。
 
 
 
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曇っていてちっとも晴れません。
黒ーい雲も出てきて蒸し暑いし、単調だし、なんだか疲れたし
お腹も減ったし、なんて思いながら歩いているとマックが。
ちょっと休憩。エネルギー補給して歩けば松並木とかもあって
もうすぐ茅ヶ崎。「一里塚」があります。
昔の人も一里塚をみて励みにしたように
一里塚を見てまた歩こうって気になるのは今も変わりませんね。
途中道祖神を眺めたりしながらひたすら歩きます。
 
 
 
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    千ノ川の鳥井戸橋で「南湖の左富士」が見えるはず
   でしたが、曇っていて見えませんでした。
   車で通っていたときも気になっていた真っ赤な鳥居。
   あまり考えずに参道へ入っていくと松並木が延々と
   続いていきます。まだ歩くのかぁと思った頃
   「鶴峰八幡宮」につきました。
   源氏が関東へ進出する第一歩として
   祀った最初の氏神社です。
   海の日には浜降り祭も行われます。
 
 
 
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ちょっと遠すぎる寄り道をして疲れたなぁ
と思っているとやっと相模川につきました。
大雨が降っていたから川の色は茶色です。
多摩川に続き相模川も歩いて渡るのは初めて。
車や電車では何回も渡っているのに新鮮な気分です。
相模川に橋がかけられたのは明治になってから。
江戸時代は渡しで超えていたんですね。
 
 
 
 
 
イメージ 10   馬入橋を渡り馬入の交差線で国道とわかれ旧道へと
   入ります。平塚宿はまだもうちょっと先。
   平塚宿を廻るのは次回にして
   平塚駅から帰ることにします。
   駅でお土産に落花生の甘納豆と最中を買いました。
   歩いている途中にも案内があったけれども
   秦野のは落花生の有名な産地なんだそう。
   落花生といえば千葉のイメージだった。
   県内に住んでいたのに知らなかったぁ・・・
 
 
 
 
ずっと神奈川に住んでいるのに知らないことって結構ある。
東海道を歩きながら地元の再発見もしている感じ。
 
 
歩行距離: 約20キロ   7時間