マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【中山道 21日目-2】 47.大湫宿 → 48.細久手宿 → 49.御嶽宿    2017.11.04(土)

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案山子
イベントのために造られたのかなぁ。案山子たちが道案内をしてくれています。

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このあたりも熊が出るようで・・・

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鴨之巣の一里塚(日本橋から93里目)
本日限定の茶屋でひとやすみ

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細久手-御嶽間は、イベントで沢山の人が歩くので、道を間違えないように分岐に矢印が書いてあります。こういうイベントに便乗して歩くと道迷いしなくていいね。

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御殿場跡
皇女和宮の行列が下向した際に休憩する御殿がつくられました。ここからは御嶽山笠置山に恵那山も見えるはずですが、これではちょっとわかりません。

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唄清水
「馬子唄の 響きに波立つ 清水かな」  五歩

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一呑の清水
皇女和宮が気にいったという清水。この辺りは水が豊富です。

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謡坂の一里塚
日本橋から94里目

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「木曽街道六拾九次 御嶽」のモデルの地
江戸時代ここには木賃宿があったそうです。

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謡坂の石畳
急な上り坂の苦しさを紛らわすため歌を唄ったことから「うたうさか」→「うとうざか」

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マリア像
謡坂の途中からちょっと寄り道。道路工事中にキリシタン信仰の遺物がたくさん発見され、この地に多くのキリシタンがいたことが判明し、マリア像が建立されました。幕府の弾圧にも発覚することなく信仰が続けられた非常に珍しい例です。近くにはきれいなトイレもあるので、トイレ休憩のついでに見るのがおすすめ。

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謡坂に戻ってきました。

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耳神社
耳の病気にご利益があると云われています。

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牛の鼻欠け坂
荷物を背に登ってくる牛の鼻がすれてかけてしまうほどの急な坂。ここを下れば京へと続く道は比較的平坦となります。ちょうどこのあたりが山間地と平坦地の境界線になっています。

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すっかり雨はあがりました。あの大雨はなんだったんだぁ

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和泉式部廟所
「ひとりさえ 渡ればしずむ うきはしに あとなる人は しばしとどまれ」


49.御嶽宿
 願興寺(蟹薬師)の門前町として栄え、東に細久手、大湫への難所を控え賑わっていました。中山道宿村大概帳(天保十四年・1843)によれば、宿内家数は66軒、うち本陣1、脇本陣1、旅籠28軒。宿内人口は600人(男323、女277) 


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商家竹屋
本陣職を務める「野呂家」から分家し、代々商いをしていました。主屋は明治10年(1877)頃の建築と推定されています。

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本陣跡

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中仙道みたけ館
脇本陣跡に建っています。願興寺の十二神将展が行われていました。十二神将クイズがあったので参加。普段なら見過ごしそうなところも正解目指してじっくりと観察。全問正解で干支の缶バッチをいただきました。

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蟹薬師願興寺
蟹薬師とも呼ばれる平安時代よりの古刹。 本堂は天正9年(1581)の再建.。

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御嶽宿サンサン広場
ゴールです! コール受付は15時まで。結構ギリギリになってしまいました。今日の行程は御嵩駅で終了です。


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ご褒美は、みわ屋の「豚まぶし」
イベントの参加賞です。ごちそうさまです! すっごく美味しかったです!

 三連休は晴れ予報じゃなかったっけ!朝の天気予報でも、雨は朝の内とか言っていたのに、ゴール近くまで降ったり止んだりの一日でした。こんな日に一人で歩いていたらきっとめげてしまいそう。イベント参加でよかったぁ。交通が不便な大湫宿もこの日はバスで送ってもらたし。受付を済ませた後は、自由歩行。多治見に住んでいる方と細久手まで一緒に歩きました。彼女は案内人と歩くと思っていたみたいで、見学している間に人がいなくなってどうしようかと思ったそう。簡単な地図だったから慣れてないとちょっと心配かも。細久手から御嶽間は中山道往来というイベントが行われていたから、道案内も親切で所々に休憩所もあっって、こちらのほうは歩きなれてなくても大丈夫。こういう感じのイベントは毎年おこなわれているようです。JRのウォーキングで中山道を歩くコースもあるし、うまく日を合わせれば一人で歩くときには心強いですよね。

 そして琵琶峠を越えて石畳と車道が交わるところでは、なんと!昨日、竜吟湖まで送ってくれた方と再会。可児市のスポーツクラブでボランティアをしている方で、今日は細久手から竜吟湖へ歩くハイキングのサポートをしているそうです。知人が書いたという細久手から中津川までの手記のコピーまでいただきました。とてもわかりやすく簡潔に書いてありました。本当にたくさんの方に元気をもらいながら中山道を歩いています。ありがたいことです。

 大きな峠道は今日で終了。恵那駅の標高が約263m、大湫宿が約513m、琵琶峠が540m、細久手宿が約420m、そして御嶽駅が約125m。ついでに釜戸駅が約218m。二日間、峠道を上ったり下りたり。舗装された道路が多かったけど、山道を越えたり集落を歩いたりの変化がある道でした。二日目はイベントもあったし、最後の峠道はとても楽しく歩けました!