マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

駅ハイ・ラスカ茅ヶ崎リニューアルオープン記念!湘南茅ヶ崎歴史と史跡、海辺ウォーク  (11/28~12/23)   2015.12.19(土)

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鶴嶺八幡宮
境内は黄色い絨毯を敷き詰めたよう。この大銀杏は、源義家が父頼義の応援のため懐島郷に入り、戦勝祈願をして手植えをしたものといわれる、樹齢約950年、樹高30m、根回り目通り共に9mあります


茅ヶ崎市観光案内所/茅ヶ崎駅→ ①茅ヶ崎一里塚 → ②中央公園 → ③鶴嶺八幡宮 → ④弁慶塚 → ⑤旧相模川橋脚 → ⑥南湖の左富士 → ⑦ハマミーナ → ⑧サイクリングロード → ⑨茅ヶ崎サザンC→ ⑩国木田独歩の碑 → ⑪文化資料館 → ⑫開港間記念館・⑬茅ヶ崎ゆかりの人物館 →⑭鉄砲道 →⑮茅ヶ崎市美術館 →茅ヶ崎市観光案内所/茅ヶ崎駅   約13,5km



冬晴れの真っ青な空の下でハイキング。風は冷たかったけど、日差したっぷりのお散歩日和となりました。


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茅ヶ崎一里塚
関ヶ原戦いの翌年に徳川幕府が制定した伝馬の制により、日本橋を起点に一里(4キロ)ごとに築いた塚の一つで、茅ヶ崎一里塚は東海道日本橋から数えて14番目にあたります。」
 おしゃべりしながら歩いていたら一里塚に気付かずに信号を渡ってしまいました。というわけで写真は反対側にある平成22年に整備された「平成の一里塚」です。


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②中央公園
「公園の中央には、芝、草地広場がひろがり、四季を通じて様々な花木を楽しむ事ができます。これからの晩秋の季節には、もみじやけやきが色づき美しい紅葉が楽しめます。」


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③鶴嶺八幡宮
茅ヶ崎の総鎮守で源氏が関東進出を祀った神社。境内にある「厄割石」は息を吹きかけた土器を投げて割れると願いが叶うといわれています。また、社殿より国道1号線まで続く長い参道(松並木)は、徳川3代将軍家光から社領七石の朱印を得たのを記念して、約800mの参道の左右に松の木を植えたもので、松並木は市指定天然記念物にも指定されています。また、源義家が自ら言えたと伝わる「大銀杏」は県指定天然記念物です。」
 東海道歩きの時にも寄った鶴嶺八幡宮。こんなに参道が長いとは思わずに歩き始めた覚えがある。


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④弁慶塚
源頼朝が鶴嶺八幡付近にさしかかった時に、義経・行家一族の亡霊があらわれ驚いた馬から落ち重傷を負った(翌年死去)ことから、後年、弁慶の霊を慰めるために造ったと云われています。義経の例は南湖の御霊神社にまつられたといわれています。」
 鶴嶺八幡宮の長い参道を進み国道沿いの赤い大鳥居手前の駐車場に入り青い建物の裏手にひっそりとたっています。赤鳥居の目の前が南湖の富士碑だけど、ここはちょっと遠回り。


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⑤旧相模川橋脚
源頼朝重臣稲毛重成が亡き妻の供養のために架けた橋で、関東大震災とその翌年の地震によって、橋脚が水田の中から姿を表した遺跡です。」
 写真に写っているのは、正確に再現した精巧なレプリカ。実物はレプリカの真下に、個別にコンクリート製の保護ピットを設置し保存されています。


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⑥南湖の左富士
「江戸時代の浮世絵師、安藤広重が書いた版画「東海道五十三次」にある「南湖の松原左り不二」の元絵のスケッチを描いた場所を記念して建てられました。」
 ぐるっと回ってやってきました。建物があるから東海道からではなく、碑の南側の橋の正面から富士山が綺麗に見えます。雲の形がSLの煙みたい。街道歩きの時は見られなかった覚えがあるけど、橋まで行かなかったから見えなかったのかなぁ。


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⑦ハマミーナ
「ハマミーナは郵便局や病院、市役所の出張所など、地域住民のための施設がある暮らしに便利な複合施設です。」
50年を迎えた浜見平団地は只今建て替えの真っ最中。防災機能を持った公園や商業施設なども続々建設中で新しいコンパクトシティとして生まれ変わっています。久しぶりにこの辺りに来たので、とてもきれいになっていてビックリしました。


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生しらす(えぼし本店)
お惣菜で時折お世話になっています。本店はここにあるんですね。人気店で満員でした。


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⑧サイクリングロード
「海岸沿いに伸びるサイクリングロードからは、えぼし岩や江の島、さらに富士山など様々な風景を楽しむ事が出来ます。」
 海へと出てきました。車止めも、えぼしの形


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海だ~


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茅ヶ崎サザンC
茅ヶ崎のCを象ったモニュメントで、円の中心に「えぼし岩」が顔を出した写真が撮れる、茅ヶ崎観光の定番スポットになっています。」
 真ん中に小さ~久見えるのがえぼし岩


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300万年前から600万年前の地震が露出した岩礁の1つ。平安時代の貴族がかぶっていた烏帽子に似ていることからその名がつけられました。


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結核を患い、茅ヶ崎で闘病生活を送っていた国木田独歩を偲んで建てた記念碑です。」
 いったん海岸から離れて茅ヶ崎公園の駐車場で確認。


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⑪文化資料館
「文化資料館では、茅ヶ崎の自然、歴史、民族といった茅ヶ崎を語るに欠かせない郷土資料を常設展示しています。」
 今回のチェックポイント


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文化資料館の前の幼稚園の壁には立派なノアの方舟


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チェックポイントでスタンプを押したらまた海岸に戻ります。ボードウォークで振り返ると富士山が雲の合間に見え隠れ。


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⑫開高建記念館
茅ヶ崎怒りの芥川賞作家、開高建の仕事場兼邸宅を記念館として公開しています。」
茅ヶ崎ゆかりの人物館
茅ヶ崎にゆかりのある人々の紹介や、ゆかりの品を展示している施設です。」
 海岸と分かれてラチエン通り沿いを歩いていくと右側に隣同士に建っています。「開高建記念館」では4月まで親交のあった柳原良平とのトリスの企画展が開催中。「ゆかりの人物館」は宇宙飛行士の野口聡一加山雄三桑田佳祐等の紹介展示などがありますが、プレオープンとのことかまだまだ展示内容は物足りない感じでした。
ラチエン通りはドイツの貿易商ルドルフ・ラチエンが住んでいたことから付いた名前。進行方向に進みながら振り返るとえぼし岩が錯覚で大きく見えるので撮影スポットとしてもおすすめです。と書いてありますが、歩道が狭く車通りも多いので写真を撮るのは難しいかも。


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⑭鉄砲道
「江戸時代、茅ヶ崎から藤沢にかけて海岸に設けられていた幕府の鉄砲場にあった道というのが由来です。」


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茅ヶ崎市美術館
茅ヶ崎ゆかりの作家たちの作品を収集・展示しています。また、展示室の一部を芸術活動発表の場としても提供しています。」
 この地は高砂緑地といい、明治30年代には、新派劇俳優の川上音二郎貞奴夫妻の別荘があり、大正時代には実業家の原安三郎の別荘となりました。貴重な近代風建築物として高く評価されていましたが、老朽化のため取り壊されました。


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ぐるっと回って観光案内所に戻ってゴール。案内所で出迎えてくれるこのキャラは「茅ヶ崎貴族 えぼし麻呂」 イブの24日にはラスカ茅ヶ崎でイベントを行うそうですよ。


先日発表された神奈川県民意識調査での湘南の海の印象は「交通渋滞」していて「人で混雑」し、「汚い」。県担当者は「汚い」については水質基準もクリアしてるし、ビーチクリーンも行っているので大丈夫ですと言っていましたが、他は当たってるってこと。あと「バカが多い」かな・・・夏の湘南には出かけませんが、この時期はいいですよ。人も少なくてのんびりできるし、空気も澄んでいて富士山も綺麗に見えます。