お天気に誘われて、JR東日本の駅からハイキングの期間限定コース(10月5日~12月7日)を歩いてきました。
コース:
二宮駅・二宮観光協会→①ガラスのうさぎ像・伊達時彰徳の碑→②東海道松林の名残り→③等覚院→④東海道一里塚跡→⑤茶屋の薬師堂→⑥西光寺→⑦川勾神社→⑧ふたみ記念館→⑨吾妻山→⑩知足寺→⑪徳富蘇峰→二宮町観光協会 約8.3キロ
二宮駅北口の観光協会で受付を済ませて地図をもらったら駅を越えて南口へ。駅前にある「ガラスのうさぎ像」は、太平洋戦争の戦争体験を綴った高木敏子の自伝小説「ガラスのうさぎ」にちなみ永遠の平和を願う人々により建てられました。
国道1号線に出てしばらく歩くと奥に松林が見えてきます。まぁ、松林というより数本の松が本当に名残りのように植わっている感じ。東海道を東から歩いて来たら大磯の松並木の立派さに感動しているはずだけど、松を見ると何となく嬉しくなるものです。
松並木の少し先にあるクスノキ。こちらも立派です。
東海道を歩いているときはこのキロポストが力をくれたものです。
国道から旧道へ入ります。なんか懐かしい道です。街道歩きの時は通り過ぎてしまったお寺。ここの藤の木は町の天然記念物にも指定されている古木だそう。また梵鐘も二宮町で一番古いものだそうです。
旧道から国道に戻るところには道祖神。道中無事でありますように!
しばらく国道を歩いて歩道橋が見えるところまで来たら、手前の横断歩道を渡ると東海道の旧道が続きます。渡ってすぐのところに日本橋から18番目の一里塚。東海道歩きの時は旧道をまっすぐ進みましたが、今日は歩道橋を渡ります。
⑤茶屋の薬師堂
⑥西光寺
富士山を眺めながら歩いて真言宗東寺派の由緒ある西光寺へ。樹齢500年ともいわれるカヤの大木が迎えてくれます。大木の周りにある愛嬌のある焼き物のお地蔵さん?がとても素敵。
川勾神社から1.2km程歩くと今回のチェックポイント。二宮に生まれ育った画家、二宮利節の作品や資料が展示されています。
ふたみ記念館から線路のほうへ戻り吾妻神社口から約300段の階段をのぼり吾妻山(標高136.2m)の山頂へ向かいます。途中で吾妻神社にお参りをして山頂へ向かいます。一気に視界が開けて富士山が一望。のはずなのだけど山頂がちょっと見えるだけ。写真中央あたりに富士山が写っているのだけど、わかるかなぁ?反対側を見れば相模湾も一望できるとても気持ちのいい場所です。ちょうど菜の花の苗を植えていました。早春には菜の花と富士山がきれいに見える絶景のポイントです。
⑩知足寺
浄土宗総本山知恩院の末寺で、境内に曽我兄弟の墓(伝)があります。吾妻山から知足寺までの道は地図に写真入りで書いてあるくらい最初の曲り角がわかりにい。案内板があるといいのになぁ。
河原の地蔵
知足寺から橋を渡って大きな通りに出ると、お地蔵さんがありました。大山道の道標として河原橋のたもとにあったものが移されたそうです。
二宮観光協会
ゴールもここ。観光協会に到着。
いいお天気で雲も少ないと思って出かけたけど、お昼ごろには雲が出てきました。富士山の全景がみえなかったのは残念だけど山頂がちょっとだけでも見えたから良しとしましょう。菜の花の時期はとてもきれいだそう。今度は富士山がきれいに見えるときに来ることにしましょう。