マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

皇居・江戸城史跡を巡り、自然と歴史を感じるコース   2014.11.01

今回もまた、JR東日本の駅からハイキングの期間限定コース(1028日~113)を歩いてきました。
 
コース:
有楽町駅→①有楽稲荷神社→②日比谷公園→③皇居外苑→④皇居外苑二重橋前→⑤皇居東御苑→⑥北の丸公園→⑦将門塚→⑧丸の内仲通り→JR有楽町駅  約8.4キロ
 
 
 
 
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  有楽町稲荷神社
有楽町駅銀座口びゅうプラザ前で受付を済ませたら出発。高架をくぐって駅の反対側に出てすぐの有楽町電気ビルヂング前にひっそりと建つ神社。安政6(1859)永井飛弾守により創建され関東大震災の時もこの神社は難を逃れました。日比谷公園に向かって歩くと陰に隠れて見逃してしまいます。見逃したまま先に進んでゴールをしてから、もう一度確認しに戻ったのは誰でしょう。
 
 
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  日比谷公園  
幕末までは松平肥前守などの屋敷地で、明治初期に陸軍練兵場となり、明治36年に日本初の近代的な洋風公園として開園。日比谷公園をこんなにゆっくりお散歩したのは初めて。こんなに素敵な公園だったとは!私にとっての日比谷公園日比谷野外大音楽堂。懐かしくて足を運んでみたけど閉まっていてステージはよく見えませんでした。
 
 
 
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  皇居外苑 
昭和24年、旧皇室苑地の一部が国民公園として開放されたもの。コースを外れて楠木正成像まで足を延ばしてみました。楠木正成は鎌倉末期から南北朝時代後醍醐天皇鎌倉幕府討幕を計画した河内の武将で、この像は住友財閥が創業200年記念で作り献納した高村光雲(正成)、後藤貞行()の作。ちなみに上野の西郷像と犬も同じコンビによる作とか。ただ、なぜここに楠公像があるかとか戦前の持ち上げ方とかどうかとも思うけど、作品としてみればやっぱりかっこいい。
 
 
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皇居正面石橋とその奥に二重橋、伏見櫓が望めます。二重橋は江戸時代、木造の二重構造の橋だったことからその名で呼ばれていますが、現在は鉄製の橋です。皇居前広場には外国の観光客がいっぱい。みんなここでハイ、ポーズv
 
 
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皇居 巽櫓
皇居外苑を抜け、坂下門前をすぎると、お堀沿いに巽櫓が見えてきました。
 
 
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大手門から皇居東御苑に入ります。旧江戸城本丸、二の丸及び三の丸の一部を皇居付属庭園として整備され一般に公開されています。残念ながら大手門は修理中。皇居内を散策していると雨が降り出しました。雨の中のお散歩も風情があっていいもの。満開のツワブキは雨に映えます。でもちょっと雨脚がつよいかなぁ。諏訪の茶室は明治時代に吹上御所で御休所として使われていたものを移築したもの。二の丸雑木林は昭和天皇の時代につくられました。
 
 
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北桔橋門から東御苑を出て北の丸公園に向かいます。北の丸公園といえば、やっぱり日本武道館でしょ。初めてロックコンサートに来たのもここ。なんだか懐かしいなぁ。この日はこれからTOKIOのコンサートがあるようです。田安門を抜けたらしばらく皇居外周を歩いていきます。話には聞いていたけど、こんな雨でもランナーがいっぱい。晴れていたら怖くて歩けないよね。
 
 
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平川橋
コースはこのまま歩いていくけど、ちょっと寄り道。平川門からもう一度東御苑に入ります。先ほど見損ねた二の丸をくるっと回ってまた平川門からコースに戻りました。
 
 
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  将門塚
平川門から気象庁の前で横断歩道を渡り反対側の歩道を三井物産ビルの角を左折したらビルの谷間に将門塚があります。平安時代中期、天慶の乱で敗れた平将門の首級は京都に送られたが、3日後に光を放って東方へ飛び去り、この地に落ちたといわれています。境内には将門の首が今日から帰ったことからカエルの置物が奉納され、海外などに赴任する人が「無事帰る」ことを願いに訪れるそうです。
 
 
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  丸の内仲通り
将門塚から読売新聞前で右折し、次の大手町で左折して大手町タワーの信号でから丸の内仲通りを有楽町まで歩いていきます。行幸通りから東京駅を眺めて、また歩き出すとジャパンフードフェスタ(11/1-2)が開催中でした。外での歩き食べにはちょっと残念なお天気。お昼は駅までお預けです。
 
 
三連休、といっても仕事や予定があって歩けるのはこの日だけ。一番お天気の悪い日に歩くことに。歩き始めはまだ雨は降ってなかったけど、東御苑の辺りからどんどん雨足が強くなってきました。おかげで皇居ランナーの数が少なかったのはよかったかなぁ。