若宮大路(段蔓)
段蔓のさくらが満開になったというので、駅スタンプを押しがてら見に行ってきました。混むだろうから早めにと思いつつものんびりしてしまったら、もうこの人出。8時じゃ遅かった・・・。みんな考えることは一緒です。
段蔓
「神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮の参道、若宮大路のなかで、二の鳥居から鶴岡八幡宮までの車道より一段高い歩道をいう。」「・・遠近法によって実際の距離より長く見えるようになっている」「雨が降るたび若宮大路に土砂や水が流れ込み、道がぬかるんで歩き辛くなったために、道から一段高い道を建設したのが段葛・・・樹木が植えられたのは明治の中期からで・・・梅や松であったとみられている。」
あらためてwikiで段蔓の説明を読んでみました。何気に歩いている段蔓も知らないことばかりです。
旗上弁財天社
源氏池の中の島に鎮座しています。
政子石
社殿裏にある政子石は夫婦円満の祈願石とか。
池のほとりには満開のさくら
石段の上から見ると段蔓はさくら色。一の鳥居まで桜が植わっていたらもっと素敵だろうなぁ。さて、お参りをして戻りましょう。
大蔵幕府跡
この辺りもさくらがきれいです。前回写真を撮り損ねた大蔵幕府跡碑まで行ってきました。頼朝が鎌倉入りして拠点とした場所です。焼失の度に同地に再建されましたが、承久元年(1219)の焼失後は再建されず、北条義時大倉亭内南側に二階堂大路仮御所を建て移りました。今日はここで折り返し。
宝戒寺
まだ開門前でした。参道のさくらは満開。宝戒寺は北条執権亭があった場所。
若宮大路幕府跡
若宮大路と小町大路の間の細道に入ります。ここには宇津宮辻子幕府から移転した鎌倉幕府が滅亡まで置かれていた場所です。宇津宮辻子幕府と同一所在地内で改装されたとする説もあるそうです。
宇津宮辻子幕府跡
さらに細い道を進んでいくと稲荷社が見えてきます。ここに宇津宮辻子幕府があったといわれています。北条泰時が執権となり、北条政子、大江広元といった幕府の中心人物が相次いで死去したことから幕府の移転が行われたとされています。
鎌倉駅スタンプ 4月
駅に戻りました。4月の駅スタンプは若宮大路、段蔓の桜です。来年は早起きしよう。さて、どんどん人が増えてきました。さっさと退散することにいたしましょう。