マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

鎌倉殿の13印  9月 円覚寺 2022.9.17(土)

円覚寺

瑞鹿山 円覚寺 

弘安五年(1282) 鎌倉幕府第8代執権北条時宗が、宋の高僧無学祖元(仏光国師)を迎えて創建した禅宗寺院です。

 

鎌倉駅鶴岡八幡宮 → 英勝寺 → 円覚寺北鎌倉駅

 

 9月の13印は、円覚寺。この三連休は台風予報。午後からは雨が降るというので、降り始める前にお散歩してきましょう。北鎌倉駅にスタンプがあればすぐなのになぁ。

 

鎌倉駅でスタンプを押してとりあえず八幡宮へむかいます。

 

若宮大路の路地を入ったところに北条時房の屋敷跡があります。初めて訪れたわけではないけど、今までは北条一族の人の屋敷跡があるんだって感じでした。でも、あのトキューサの屋敷跡で、大路を挟んで義時・泰時の屋敷があったかと思うと何だかちょっとワクワクします。大河のおかげです。

 

今日は鶴岡八幡宮の舞殿では結婚式が行われるようです。そういえば、今年も流鏑馬は中止になったようですが、9月14日から16日の例大祭は御神輿もでていたそうです。少しずつ日常が戻ってきている・・かな。

 

英勝寺(太田道灌屋敷跡)

彼岸花が咲き始めたというので訪れてみました。

 

東光山 英勝寺(浄土宗)

寛永13年(1636) 徳川家康の側室であったお勝の方(後の英勝院)を開山として創建された鎌倉唯一の尼寺です。お勝の方は太田道灌の四代の孫・康資の娘で、水戸藩の初代藩主となった徳川頼房の養母です。創建当時の建物が残り国の重要文化財に指定されています。山門は寛永二十年の建立。

 

ヒガンバナ

訪れた時はまだ咲き始めでした。それにしてもスタンプ帳はなんで金木犀なんだろう。まだ見かけてもいないのに。ヒガンバナやハギのほうが9月に似合っていると思うんだけどな。

 

英勝寺は、竹林も素敵です。

 

亀ヶ谷坂を抜けて北鎌倉に向かいます。

 

北鎌倉に向かう街道沿いにもヒガンバナ

 

円覚寺

臨済宗円覚寺派の本山で、鎌倉五山の第二位の円覚寺は、北条時宗が蒙古襲来による殉死者を敵味方の区別なく弔うために建立しました。

 

仏殿

寛永39年(1964)の再建

 

方丈 唐門

素敵な彫刻です。

 

洪鐘

正安三年(1301)に物部国光によって鋳造されました。

 

開基廟

第8代執権北条時宗墓所です。14歳で連署に就任、18歳で執権に就任、34歳で逝去。二月騒動や元寇の徹底抗戦、また明治維新や太平洋戦争での礼賛もあって強権的なイメージが強いけど、若かったから実際のところはどうだったんだろう。時宗連署は北条牧村。名前は聞いたことがあったけど、義時と牧の方の子で、重忠討伐の日に誕生したとか。大河ドラマのおかげで、鎌倉を歩くたび、単なる名前でしかなかった人物が生き生きしてきます。

 

 雨が降る前に北鎌倉駅から戻ることにしましょう。それにしてコロ禍ですっかり出不精になってますねぇ・・。出かけてしまえば、それなりに楽しいし、動けるけど。月に一度の鎌倉散歩に行くだけなのに「よし行くぞ」と思わないと出かけられません。別に何回出かけてもいいんですよ。なのに雨が降りそうだから、明日は早いから、疲れが抜けないから・・・きっとデフォルトの出不精がコロナ禍で表面化したのかな。とりあえず月に一度のスタンプ押しは出かけるきっかけになっています。