マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【鎌倉街道 中道】 2日目 下永谷から鶴ヶ峰  2021.2.7(日)

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都塚

都塚(地蔵堂

鎌倉の都までが一望できたのでこの名がついたと言われています。ここは武蔵の国と相模の国の国境になります。昔は戸塚カントリー倶楽部の中にありました。ゴルフ場ができる前は大きな松の木「一本松」があったと伝わります。延命地蔵尊は、延亨3年(1746)の建立。

 

下永谷駅)下永谷市民の森 → 柏尾武相国境・都塚 → 鶴ヶ峰鶴ヶ峰駅) 約10km

 

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下永谷

中道2日目は、下永谷駅からスタート。港南区の花ヒマワリみたいに元気に歩きます。

 

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前回は奥の信号から歩いてきたんです。今日は老人ホーム芙蓉の横の坂を上っていきます。

 

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上り切って曲がると雑木林の道となります。いったん舗装道路を挟んで、さらに進んでいきます。

 

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下永谷市民の森

住宅地をぬけ「下永谷市民の森」を尾根に沿って進んでいきます。富士山がきれいにみえます。

 

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いったん舗装道路にでて住宅地を抜け、またまた山の中の土道を進みます。

リスがいた! 山の中には、お稲荷さん。きれいに手入れされています。奥は工事中なのか?

 

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山道を抜けると住宅地に出ます。そのまま道なりに下ると郵便局をすぎて、国道一号線に突き当たります。歩いているときは気づかなかったけど、郵便局の脇に五輪塔が写っていました。

 

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上柏尾の交差点で国道一号線を渡りそのまま真っすぐ進み東海道線跨線橋を渡ります。いすゞ自動車の脇を曲がって、名瀬道路を横切り住宅街を上っていきます。途中にある公園の奥に富士山が見えたんだけど、写真じゃわからない。

上小学校の先で横浜新道をまたいで渡ったら、すぐ道路沿いに曲がり住宅街の中を抜けて新戸塚病院まで歩きます。病院脇の階段を上って道なりに進みます。この先の旧道はゴルフ場の中に続いていくようですが、道は途切れてしまうので、横浜CCと戸塚CCの間の道を進んでいきます。何にもない道ですが、走ってる人が何気に多い。この先に公園があるからちょうどいいランニングコースなのかな。

 

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都塚(道標)

戸塚カントリー倶楽部の入口を過ぎてしばらく進むと都塚があります。往時は、鎌倉の都が一望できたそうです・・・見えない。今は一本道ですが、道標には「南 鎌倉道」「西 武相堺道」「東 二俣川村道」と書いてあります。ということで、相模の国から武歳の国へとやってきました。今は戸塚区と旭区の区境。ここにあった堺道は東海道の境木地蔵に続いていくんだね。横浜市の武相国境は区界になっているのですが、港南区だけが区の真ん中を通っています。この辺りで旧道に復活したのかな。

 

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こども自然公園

都塚のすぐ先に公園の入口があるので、公園でお昼休憩にしましょう。桜山の桜の木がやたらと切られていました。老木だったものね。ちょっと寂しいけど、富士山が奇麗に見えました。写真だとちょっとわからないかな。梅林では梅の花が咲いていました。

 

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公園の駐車場から街道に続くところに「鎌倉道と大山道の分れ道」の説明板と道標(昭和63年)がありました。

 

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公園脇の横断歩道を渡って旧道の坂を道なりに上っていきます。保土ヶ谷バイパスの上を橋で渡り、左近山団地の脇をぬけ、新幹線も乗り越えて進んでいくと、道は下り坂になり、相鉄線の踏切に到着。今日は線路沿いに鶴ヶ峰駅にでて終了です。

 

 住宅街の中に残る尾根道をたどって歩いてきました。途中、途切れているところもあるけど、昔ながらの道幅が残っているところも多く、森の中を歩いたり、富士山を眺めながら歩くこの道を多くの御家人が通ったと思うとなんだか感慨深いです。それにしても改めて思うのは、横浜は坂が多い! 距離は短いけど結構疲れました。このところすっかり体力がなくなってるからねぇ~。

 そして久しぶりに訪れたこども自然公園(というよりも大池公園のほうが馴染み深い)は、すっかりきれいに整備されていました。公園にある大池は、江戸時代中期に灌漑用水池としてつくられ、天明の大飢饉の際には多くの人を救ったと伝わっています。桜や梅もきれいだけど、一番のおすすめはホタル。とてもきれいです。