マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

弘前 街歩き雑記   2017.5.1 (月)


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桜の名所でもある弘前城満開の時期は過ぎていましたが、お堀に浮かんだ花びらがとても素敵でした。
 

 桜の時期の弘前城をみたいとやってきました。GW中とはいえ平日だからそんなに混んでいないだろうというのは甘い考えでした。新青森駅までの新幹線は満席。弘前に向かう在来線も満員です。そして半分以上は外国からの観光客じゃないか思うほどインバンウンドは成功しているようです。


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花筏と同じくらいに素敵だと思ったのが、お堀に写る桜。こちらも捨てがたい。



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黒門 (禅林街)
長勝寺一帯の禅林街は弘前城の出城として性格付けられていました。


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栄螺堂
天保十年(1839) 弘前の豪商中田嘉兵衛が寄進。


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長勝寺三門
津軽家の菩提寺。ご住職に境内を案内してもらいました。菩提寺といっても途中からは報恩寺でおこなわれるようになった経緯や明治期の廃仏毀釈運動についてなど興味深いお話が聞けました。


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千体地蔵(長勝寺)
明治に入り藩の保護がなくなり寺が混迷しているとき、再建のために彫られた千体観音。単なる材木が人の願いを受けて並ぶと、なんて壮観。


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カスミザクラ
正徳五年(1715)弘前城内に植えたといわれる桜と同年代の樹齢300年といわれる桜です。


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弘前公園の北側にあり、城の正面を守るため追手門(現在の北門・亀甲門)近くの武士が住んでいた地区です。後になって城の正面は南(現在の追手門)に変わりました。


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青森銀行記念館
明治37(1904)竣工のルネッサンス風建築の建物です。現在の銀行は無機質な感じだけどこのころの建物は趣向が凝らされていて素敵ですね。藩札から現代にいたるお金の展示もあります。


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旧市立図書館
堀江佐吉が建設したルネッサンス様式の建物。外観も可愛らしいけど内も素敵です。


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弘前昇天教会
イギリス国教会として確立されたカトリックプロテスタントの懸け橋となる中道主義の教会。大正時代に建てられたゴシック様式赤レンガ造りの聖堂。


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ねぶた(市立観光館)


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山車(山車展示館)
大根! 他にもいろいろと面白い山車が展示されています。


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アップルパイ(珈琲はなまる)
お城近くの喫茶店でおやつです。後でみたらもう一つの紅玉パイが有名だったみたい。パイは普通でしたが、このお店はコーヒーはとっても美味しかったです。


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そして弘前に近づくにつれどんどん存在感を感じさせる岩木山。標高1625m。標高以上に堂々たる姿です。


思い立って出かけたので下調べが不十分のまま、後でみたらここも行っておけばというものが沢山・・・。今年の関東は桜の時期が長かったけど、東北のほうは早くに見頃が終わってしまいそうでどうしようか迷って決まらなかったのです。ちょっと見頃は過ぎていたけど行ってみてよかったぁ。花筏は見ごろだったし、まだまだ桜も沢山咲いていたもの。古い建物もあちこちに残っていて、のんびりと気持ちよく歩ける街でした。石垣修理が終わったらまた訪れたい街です。今度はちゃんと下調べしなくちゃね。