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まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【日本100名城 その27】  30 高遠城

30 高遠城 (長野県伊那市)  別名:兜城


イメージ 1 ☆データ☆   (100名城ガイドブックより)
 
 ・城地種類 平山城
 

 ・築城     不明、天文16(1547) 武田信玄

 
 ・主要城主 武田氏、保科氏、鳥居氏、内藤氏
 
(登城日: 2016412日)




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 三峰川と藤沢川に削られた河岸段丘上にある平山城で、古くから諏訪市の勢力圏にありました。天文14(1545) 武田信玄は、高遠頼嗣の高遠城を攻略し、その後大規模な改修を行いました。天正10(1582)武田信玄の五男 仁科守信が城主のとき、織田信長の軍勢に攻められ落城。この壮絶な戦いは後々まで伝えられ、その時に流された血は城内に植えられているコヒガンザクラの赤みにもなぞられています。江戸時代になると高遠藩(33,000)の政庁として、約270年間にわたり上伊那の政治の中心となりました。一部埋め立てられたものの、江戸時代の曲輪配置をそのまま残しています。



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高遠城 (白山観音)
お城がぜ~んぶピンクの花びらに埋もれています。大きく育ち過ぎた杉の木がちょっとおじゃまかな?


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三峰川に架かる白山橋から見ると、急峻な崖になっているのがよくわかります。


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法幢院曲輪


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白兎橋から望む南アルプス


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本丸跡


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本丸跡から望む中央アルプス


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太鼓櫓



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問屋門


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桜雲橋


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内堀


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マメザクラとエドヒガンの交配種の一種と言われていて、ソメイヨシノなどよりも少し小さめでやや濃いピンク色が特徴です。明治8年(1876)頃から植え始め、約1500本の樹林となっています。


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二の丸


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高遠閣


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三の丸


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伝 高遠城大手門


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駐車場(三の丸)
大型バスが沢山泊まっています。



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勝間から見る高遠城
奥に広がる桜の森が高遠城


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勝間のしだれ桜
こちらも高遠の桜の名所。お城から歩いて行けます。樹齢140年の立派な桜です。


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白山観音


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白山橋から見る高遠湖と仙丈ケ岳(南アルプス)



 絶対に桜の時期に行くと決めていた高遠城。満開の桜を堪能してきました!桜の時期はすごく混んでいると聞いていたので、日帰りのバスツアーで心配していましたが、往復とも片道4時間ほどで到着。平日に有給取った甲斐がありました。上からも高遠城を眺められるという白山観音まで登ってきました。途中から急な山道になるので、行かれる方は靴に注意してくださいね。木が茂っていて、見えるのはほんのちょっとの隙間からなのと、杉の木が大きく育ち過ぎているのがちょっと残念かな。百名城スタンプは、白山橋の袂にある高遠町歴史博物館にあります。隣には、絵島生島事件の絵島が高遠で幽閉された絵島囲み屋敷もあります。時間がなくて見学していませんが、どちらも見ごたえがありそうです。桃の花が満開の中央道を通って、満開の桜の高遠へと車窓も楽しめました。高遠城址のまわりにはあちこち桜が咲いていて、とても気持ちのいい風景が広がっています。桜の時期に混むのはわかるなぁ~。お城めぐりというより、存分に桜を堪能した一日でした。