マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

富士山 (吉田ルート) 2日目   2015.7.25 (土) - 26 (日)

イメージ 1
 
御来光
450分頃、東の空から太陽が顔を出しました。富士山頂から見る御来光です


2日目:7/26
富士山八合目 → 富士山吉田口山頂(御来光参拝) → 吉田口下山道 → 富士スバルライン五合目  約6.5km


イメージ 2

夜の11時には起こされて出発準備。御来光を見るためにたくさんのツアーが一斉に出発。右下に見える明るい光は八合目の山小屋前に集まった登山客のヘッドランプの灯り。ヘッドランプの光がつづら折りの道に点々と続き、真夏のクリスマスツリーとも云われています・・・・単なる渋滞です


イメージ 3

岩場をよじのぼり本八合目に到着(3360)・・・ん、まだ八合目?八合目だの本八合目だのなんだかややこしい。おまけにこの距離が結構あって何気に疲れます。気温はどんどん下がって寒くなるのに、大渋滞でなかなか進まず体は暖まらない。この後また小屋があって九合目かと思うと八合五勺(3450)。この先はさらに大変。長蛇の列がみんな御来光を目指すのだから、間に合うようにと最後の岩場に差し掛かったところから、どんどん進めのアナウンス。暗くて慣れない岩場をとにかくよじ登っていきます


イメージ 4

4時ごろにやっと山頂に到着。東の空がうっすらと赤くなってきました。すでに最前列はカメラを構えた人たちでいっぱい


イメージ 5

御来光まで時間があるので、冷え切った体には小屋で暖かい豚汁と持ってきたおにぎりで朝ごはん。豚汁800円は高いけど生き返りました。一休みしたら浅間大社(久須志神社)にご挨拶して御来光を待ちます


イメージ 6

さてお待ちかねの御来光。真っ暗で寒い中、山頂まで来たかいがありました!


イメージ 7
富士山頂火口
お鉢とも呼ばれる大噴火口は直径が700mもあります。過去数百回もの激しい噴火を繰り返してできたものですが、2200年前ごろから山頂火口は目立った噴火をしなくなっています。奥に見えるのが富士山最高峰の剣ヶ峰。火口の周りをぐるっと回るのがお鉢めぐりですが、今回はありません。スパッツを付けたりマスクをして準備を整えたら下山開始


イメージ 8

吉田ルートの下山道は登ってきた道とは違う道になります。ブルドーザーも通れる砂礫の道。ずるずると滑りやすくて歩くたびに砂埃が舞います。マスクは必須。ストックも持ってきてよかったぁ。足の疲れが全然違います


イメージ 9

本八合目まで降りて来たところで下山道は吉田ルートと須走ルートに分かれます。道なりに下っていくのが須走ルート。山小屋の前を横切っていくのが吉田ルート。ルートごとに案内板が色分けされていて吉田ルートは黄色い表示、須走ルートは赤い表示になっています。この先七合目まではトイレも売店もありません。山頂ではダウンを着ていたのが嘘のように暑くなってきました。気温というよりも日差しが強いね。日焼け止めも塗り直しです


イメージ 10
フジハタザオ (アブラナ科)
富士山固有種。溶岩だらけの土地でも懸命に生きています


イメージ 11
イタドリ (タデ科)


イメージ 12

七合目を過ぎると少し景色が変わってきます


イメージ 13

六合目近くまで下ってきました。上の見上げると七合目の赤い鳥居が見えます


イメージ 14

五合目まで下りてきました。今回のツアーは一人のリタイアも無く全員無事、登頂!なかなかツアー全員が登頂できることってないんだって。すごーい!整理体操をしたら出発までしばらく自由行動。砂埃で真っ白のスパッツを外したり、ストックをしまいましょう。お礼参りをしたら、お土産屋さんをみたり、簡単な食事を済ませてバスを待ちます。帰りは日帰り温泉に立ち寄ってさっぱり。バス中ではぐっすり

初めての富士登山。お天気に恵まれたのが何よりでした!雨だったら歩きたくないもの。それにしても週末の富士登山は人がいっぱい。聞いてはいたけど御来光までの大渋滞。最後の登りが一番疲れた。岩場は苦手なのにアナウンスにせかされて登るのに精一杯。今度登ることがあったら御来光は小屋の前で見て、明るくなってからのんびり歩きたいな。そして思ったよりも喉が渇くし、お腹もすく。1.5Lも水を持っていったのに足りなくて途中で買うことに。トイレも有料で使用料が200円かかります。もちろん登山靴や雨具は必要だけど、何か忘れても高いけど山小屋で手に入るので一番必要なものはお金かも。

遠くから見る富士山も素敵だけど、登るとすごーい達成感。
「富士山に登らないバカ、二度登るバカ」 とりあえずバカ卒業です