マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

世田谷線さんぽ     2014.1.17

寒~い日が続いていますね。本日はプラっと世田谷を半日散歩。
三軒茶屋駅からスタートです。 
 
 
イメージ 1
日替わりランチ
まずは腹ごしらえから。三軒茶屋駅前にある複合施設のキャロットタワー26階にある展望レストラン SKYCARROT でランチです。キャロットタワーの名前の由来は外壁の色がにんじん色に見えたからとか。
 
 
イメージ 2
レストランの窓からはスカイツリーと東京タワーを同時に眺めることができます。
反対側のロビーからは富士山が見えるはずだけど・・・雲がかかっていて見えませんでした。
 
 
イメージ 3
三軒茶屋駅から松陰神社前駅まで東急世田谷線で移動。バスみたいな可愛らしい電車です。
  
 
イメージ 4
駅前の商店街を抜けると松陰神社が見えてきます。
 
 
イメージ 5
 
イメージ 6
境内には2体の吉田松陰
 
幕府の開国に反対をして「安政の大獄(185859)で処刑された吉田松陰。享年30歳。罪人として小塚原(千住回向院)に埋葬されました。大赦令で罪が消えたあと高杉晋作伊藤博文らの門下生により長州藩毛利家の所有していたこの地に改葬され、明治15(1882)松陰神社が建てられました。境内には松下村塾原寸大で再現されています。
 
 
イメージ 7
石灯籠
境内に立ち並ぶ32基の石灯籠は毛利元昭をはじめ伊藤博文山縣有朋らが奉献しました。
 
 
イメージ 8
木戸孝允が寄進した鳥居の奥には松陰先生をはじめ尊王攘夷の志士達が眠っています。
 
 
イメージ 9
世田谷区役所
年季の入った建物に目が行きました。あちこちに耐震補強の跡が見えます。
 
 
イメージ 10
烏山川緑道
途中で横切った緑道。池尻大橋のあたりから経堂まで続いているそう。
この道をお散歩するのも楽しそう。
 
 
イメージ 11
世田谷城址公園
清和源氏・足利氏の一族である吉良氏の居城。貞治5(1366)築城と言われています。
世田谷吉良殿と称され足利将軍家のご一家として一目置かれ15世紀後半には江戸城太田道灌と同盟を結び武蔵国の中心勢力として繁栄。その後小田原の北条氏と婚姻関係を結びますが天正18(1590)豊臣秀吉小田原城攻めによる北条氏没落に伴い吉良氏は上総国に逃れ世田谷城は廃城となりました。
 
 
イメージ 12
入口の両側にずら~りと並ぶ松並木。街道歩きを思い出してちょっと嬉しい。
豪徳寺彦根藩主井伊家の菩提寺安政の大獄吉田松陰を裁いた井伊直弼の墓もあります。松陰神社から数キロも離れてないところにあるのは何か因縁を感じますね。
 
 
イメージ 13
招福殿
招き猫の発祥地といわれ、境内には招き猫がい~っぱい!
二代藩主井伊直孝が雨宿りをしていたら猫が手招き。誘われるまま荒れ寺へ入ると先ほどまで居た場所に落雷。命拾いをした縁で井伊家の菩提寺となりました。
 
 
イメージ 14
三重塔
塔をよ~く見るとあちこちの猫がいます。境内にいたおじさんに教えてもらいました。
 
 
イメージ 15
一階部分には干支が掘られていて、子の干支は招き猫が一緒です。
 
 
イメージ 16
二階部分には親子猫。
他に玉と遊ぶ猫や仏様の下にいる招き猫もいます。
 
 
イメージ 17
世田谷線旧車両(江ノ電601号)
宮の坂駅前にあるこの車両は、大正14年に製造され、昭和44年まで東急線(玉川電気鉄道)
その後江ノ電を走り平成2年に引退するまで65年もの長い現役生活を過ごしました。
 
 
イメージ 18
源義朝の祖父にあたる源義家が戦勝を祝し勧請、後に吉良氏が社殿を再興しました。境内には奉納相撲の土俵もあります。
 
イメージ 19
招き猫(豪徳寺駅
八幡宮脇の宮坂から線路わきを歩いて踏切を渡り、商店街を抜ければ小田急線の豪徳寺駅に到着。駅前では大きな招き猫が出迎えてくれました。駅前のカフェでお茶をしたら今日のお散歩は終わり。
 
今日は全部初めて来たところばかり。今回は世田谷区のHPに載っている
“世田谷見どころマップ”を参考にお散歩してきました。