さて、今年最初の歩き始めは 「戸塚宿七福神めぐり」
なんと今年からスタートした一番新しい七福神めぐりです。もともと七福神をまつっていたのは3カ所(清源院、妙秀寺、寶蔵院)のみ。おまけに3体のうち2体は毘沙門天。残りの5体は全部新しく作ったもの。すごいでしょ!この無理やり感! 新年に新しい七福神もいいものです。(1/5~12開催)
福禄寿
新縁寺(時宗)
今日はここからスタート。色紙を1000円で購入してスタンプを押しながら巡ります。
新縁寺のご本尊は鎌倉後期から南北朝前期の作の阿弥陀三尊だそうですが、法事のため見ることができませんでした。もとは真言宗の寺でしたが、天応2年(1320)時宗に改宗されました。以前は東海道沿いにあったそうです。
海蔵院(臨済宗円覚寺派)
鎌倉円覚寺の末寺。創建は貞治2年(1363)。山門の龍の彫刻は左甚五郎作と言われているけど・・・? 梵鐘は江戸時代から昭和40年初めごろまでは夕べの時の鐘として親しまれていました。
大黒天
高松寺(臨済宗円覚寺派)
開山は文和3年(1354)。山門は2階に梵鐘がある珍しいものです。境内には閻魔堂や賓頭盧尊もあります。
清源院(浄土宗)
恵比寿
運林寺(曹洞宗)
北条政子により承元4年(1210)創建。政子の死後は一時廃寺になっていました。
寿老人
来迎寺(浄土宗)
慶長6年(1601)創建。子育て呑竜上人様の寺として賑わったそうです。
妙秀寺(日蓮宗)
鎌倉小町の妙厳山本覚寺の末寺。ちょうど法事があったので弁財天は見ることができませんでした。残念。
開山は弘法大師と伝えられています。
甘酒を配っていたのでちょっと一服。最後のスタンプを押して七福神めぐりの終了です。
街道歩きの時に寄ったお寺もあるけど、初めてのお寺がほとんど。こういう機会でもないとなかなかお寺には入りづらいよね。取ってつけた感満載の七福神めぐり。御利益はどうなんでしょうとも思いますが、とりあえず歩くことは健康にいいよね。法事の時の対応とか、期間中の案内表示とか、まだまだ改良の余地はありそうですが、ボランティアの方が一生懸命に頑張っていたし、今回の開催で資金も増えたはずなので来年以降に期待しましょう。
今日は柏尾川で消防車の一斉放水も見学できました。新年だねぇ。
今年もいい年にしていきましょう(^^)v