駅からハイキングのイベントコースで水戸を歩いてきました。
偕楽園臨時駅 → ①偕楽園 → ②千波湖畔黄門像 →③茨城県近代美術館 → ④笠原水源 → ⑤薬王院 → ⑥別春館 → ⑦吉田古墳 → ⑧吉田神社 → ⑨備前堀 → ⑩納豆なんでも展示館 → ⑪弘道館 →両国駅 約12.5キロ
梅の時期にしか停車しない偕楽園臨時駅が今日のスタート。車両のほとんどの人がここで降りたのじゃないかしら。地図とバッチ、そしてみとちゃんの納豆をもらって出発です。
常盤神社
①偕楽園
天保13年(18423)、徳川斉昭により南に千波湖をのぞみ、筑波山や大洗の海を遠望できる高台(七面山)に造園されました。偕楽園の名は孟子の「古の人は民と偕に楽しむ、ゆえに能く楽しむなり」という一節からとられ、藩主や藩士のみならず庶民にも開放する目的を掲げて造園されていて近代の公園に近い庭園です。園内にある好文亭では斉昭が詩歌や養老の会などを催していました。現在の建物は、昭和20年(1945)の空襲で全焼したものを昭和30年(1955)に復元したものです。黄門様ご一行も梅を観にいらしてました。梅まつりの期間中は毎日いらっしゃるそうですよ・・・・・・でも本当は光圀公の時代には偕楽園は無かったのでした。梅は全体にはまだ六分咲き位です。来週あたりが見頃かな。
②千波湖畔黄門像
水鳥がいっぱいいる千波湖の遊歩道をのんびり歩いていきます。
案内によると、千波湖はもともと、那珂川の氾濫などにより、上市台地と千波緑岡台地の間の低湿地帯に生じた浅い沼であったと考えられていて、それが、江戸時代初期における水戸藩の城下町建設のなかで、水戸城の堀として位置づけられ、囲い込まれることにより、千波湖が形成されました。江戸時代は約3.8倍の大きさがあったそうですが、明治22(1889)年の水戸鉄道(現在のJR水戸線)の開通以降、埋め立てや干拓、開墾により現在の大きさになったそうです。
③茨城県近代美術館
逆川緑地
④笠原水源
江戸初期の寛文2年(1662)に、徳川光圀公が水不足を解消するための水源に定め、約1年に渡る大工事の末、総延長7キロにも及ぶ上水道を造らせました。現在も井戸が作られていてポリタンクに水を汲みに来ている人がいました。
水源と分かれてしばらく歩道を歩いていきます。コンビニの角を曲がった後はひたすらまっすぐ。飽きてきたころに案内の矢印。なんだかホッとします。
⑤薬王院
⑥別春館
酒屋さんに併設されている梅とお酒の資料館でした。
⑦吉田古墳
飛鳥時代の6世紀末以降に造られたもので、現在は一辺8m高さ1.6mほどですが、当時は一辺30mを越えていたことが推定されています。内部には石室があり大正3年に発掘された際には、金環や直刀、勾玉等が発見されました。
⑧吉田神社
⑨備前堀
⑩納豆なんでも展示館
納豆屋さんの2階にある納豆の歴史がわかる展示館。
⑪弘道館