マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【 メキシコ】 9つの世界遺産をめぐるメキシコハイライト7日間 (2日目)

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テオティワカン 月のピラミッド

テオティワカン(ナワトル語: Teōtīhuacān、スペイン語: Teotihuacan)とは、メキシコの首都メキシコシティ北東約50キロの地点にあり、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心的都市として機能していた。(Wikipediaより)

 

9つの世界遺産をめぐるメキシコハイライト7日間 2019.11.17~11.23

 

2日目:11/18(月)
メキシコシティ → テンブレケ水道橋 → テオティワカン遺跡 → メキシコシティ空港 --(2時間25分)--→ カンクン空港 (カンクン 泊)

 

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ホテルのテラスからソカロ広場を眺めながらの朝食。着々と革命記念日の準備が始まっています。もうちょっとゆっくりしたいとこだけど、今日はテオティワカンに向けて出発です。

 

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車窓からカラフルな街並みが見えてきました。実はロープウェイもあるんです。うまく写真が取れなかったのだけど、色とりどりの家が並んでいます。もとはグレー一色の町並みでしたが、行政がペンキを配って街をカラフルにしているそう。町も人も元気にってこと。最近メキシコで流行っているようです。

 

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車窓にはテオティワカン遺跡と気球が見えてきました。でもその前に世界遺産を一つ見学するために通り過ぎます。

 

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パドレ・テンブレケ水道橋 (世界遺産3:2015年登録)
テオティワカンの少し先にある3つ目の世界遺産は、パドレ・テンブレケ水道橋。メキシコのメヒコ州イダルゴ州に残る16世紀の水道橋で、フランシスコ会士のフランシスコ・デ・テンブレケの指導で17年を費やして建造されました。最も高いところでは38 mにもなります。(Wikipediaより)

 

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ウチワサボテンがたくさん。メキシコですね。

 

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テオティワカン遺跡に向かう道路にはキラキラ、カラフルな飾りがいっぱい。記念日に向けてのデコレーションでしょうか。

 

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そしてあちこちで見かけるのが犬。リード付けてる犬はいません。野良なのかなぁ。かわいいけど狂犬病には注意です。

 

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テオティワカン世界遺産4:1987年登録)
テオティワカン遺跡にやってきました。太陽のピラミッドに近い駐車場から遺跡に入ります。入場してお土産屋さんを抜けていくと太陽のピラミッドが正面に見ます。高さは65m。幅はエジプトのケオプス王のピラミッド同じくらいの225m。太陽のピラミッドとは、アステカ人がつけた名前。テオティワカンを見つけたアステカ人がここで祭礼をしていたといわれています。テオティワカン時代の名前はまだわかりません。とても大きな宗教都市で、最盛期には10万~20万の人が生活をしていたといわれています。

 

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太陽のピラミッド 
頂上まで登ることが出来ます。結構急な階段です。245段あるとか。

 

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あら、ピラミッドの上にも犬。横の通りが死者の大通り。正面のゲートから入ってきました。

 

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こちらは太陽のピラミッドから眺めた月のピラミッド。もちろんこの名前もアステカ人のつけた名前。

 

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これは?

 

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頂上まで登る人と登らない人がいたので、集合時間を決めていったん解散。下りてきて少し時間があったので、死者の大通りをケツァアルコアトルの神殿に向かったのですが、太陽のピラミッドの先にはシウダデラ(城壁)と呼ばれる囲いがあってこれが移動に一苦労。おまけにあまりに広くてとてもじゃないけど時間に間に合いそうもありません。神殿はあきらめて太陽のピラミッドと月のピラミッドを一枚に収めて戻ります。

 

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ジャガーの壁画
月のピラミッドに向かう途中に壁画が残っています。縦のキザキザは雨を表しているとか。赤が多用されています。この神殿がよみがえったらどんなに華やかなんだろう。

 

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修復の前後
現在遺跡は修復中。赤い色が残っているのが修復前の状態。石の間に小石のラインがきれいに並んでいるのが修復後の状態です。

 

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月のピラミッド
こちらもテオティワカン時代の名称はわかりません。でも死者の大通りとアステカ人が名付けた道の奥にあるからきっと重要の神殿に違いないはず。

 

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こちらも急な階段を上っていきます。太陽のピラミッドよりも急かも。

 

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月のピラミッドは現在保存のため、頂上まではいかれませんが、上からの眺めはとても素敵です。まっすぐに続く死者の大通りは南北5kmもあります。

 

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ここは宮殿跡ですが、見学しませんでした。すごく気になる・・・

 

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テオティワカン遺跡のすぐ近くでマリアッチを聞きながらお昼。テキーラの試飲もあってとても美味しくいただきました。でも・・マリアッチの盛り上がらないこと。なんとなーく終わって彼らは次のテーブルへ。メキシコ人のグループではとても盛り上がっていました。お国柄でしょうか。

 

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メキシコシティ空港に戻りカンクンに移動します。

 

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カンクン行きの飛行機は大幅遅延。ただでさえ遅い夕飯の予定がさらに遅く・・・・ホテルのディナーは間に合わず。空港で軽食でもよかったのに、レストランでほぼ真夜中にステーキってどうなんでしょう。そして頼んだレモネードの大きいこと。スープは美味しかったので、これだけでもいいくらい。そういえばここのレストランでメキシコで最初で最後の猫と会いました。街中は犬ばっかりで、猫には会えなかったのです。

 

 とっても行ってみたかったテオティワカン遺跡。とにかく広い! あわただしいツアーだから太陽と月のピラミッドに登れただけでもラッキーかな。特に月のピラミッドから眺めると本当に神聖な気持ちになります。ケツァアルコアトルの神殿や、月のピラミッド近くにある宮殿も見る時間がなかったのは残念だけど、広大なテオティワカンを肌で感じられました。人類学博物館のテオティワカン室も見たかったなぁ。テオティワカンの詳細は分からないことだらけ。現地ガイドがいろいろと説明をしてくれたけど、研究が進めば今の説明は覆されるかもしれないといっていました。それはそれで楽しみです。