9つの世界遺産をめぐるメキシコハイライト7日間 2019.11.17～11.23
1日目： 11/17 (日)
成田空港(15:25) --(所要：約12時間40分 時差：15時間)--→ メキシコシティ国際空港(13:05) → 国立人類学博物館 → メキシコ旧市街：ソカロ広場 カテドラル 国立宮殿 サントドミンゴ広場 （泊 メキシコシティ旧市街）
ずっと昔に見に行った「アステカ文明展」 三角じゃないピラミッド、へんてこだけど思わず目を奪われる展示品の数々、残酷な生贄・・・とても印象深かったのを覚えています。連続休日が取れたのでメキシコツアーに参加してきました。
メキシコシティ国際空港
成田からアエロメヒコの直行便でメキシコシティまで一つ飛び。標高2,230mにある国際空港に到着です。飛行時間は長かったけど、日本語の映画がたくさんあって飽きませんでした。食事は・・・・だけどビールは美味しくいただきました。口コミほどは悪くないんじゃないかと。
まずはバスで国立人類学博物館へ。入ってすぐの大きな木は世界樹を表しています。
マヤ文明の部屋から見ていきます。
「マヤ文明（マヤぶんめい）は、メキシコの南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明。メソアメリカ文明に数えられる。また、高度に発達したマヤ文字をもつ文明でもあった。（Wikipediaより）」
とにかく駆け足で説明をしながらどんどん進んでいくので、ゆっくり見学もできず。とりあえず撮った写真をダラダラと並べていきます。とてもユニークなものばかりです。
レリーフに刻まれている四角いマヤ文字。面白い話を聞きました。日本語には偏や旁などがあって「明」という字があると必ず「日・月」に並ぶけど、マヤ文字は「月・日」でも同じ意味になるとか。四角い中の文字を構成している形が同じあれば、並び方がどうあれ同じ字になると、ガイドさんが言っていました。面白いです。また天文学がすごく発達していたことも有名です。
次はアステカ文明の部屋
「アステカ（Azteca、古典ナワトル語（英語版）: Aztēcah）は、1428年頃から1521年までの約95年間北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家。メシカ（古典ナワトル語: mēxihcah メーシッカッ）、アコルワ、テパネカの3集団の同盟によって支配され、時とともにメシカがその中心となった。言語は古典ナワトル語（ナワトル語）。（Wikipediaより）」
かわいらしいジャガーを横から見ると背中に穴が。この穴の中には生贄の心臓がささげられていたのです。毎日心臓を捧げないと、沈んだ太陽が昇ってこないなんて・・・血生臭い文明です。あれだけ天文学が発達していたマヤ文明の影響を受けてないわけはないのに、本当に信じていたのかしら。でも信じていたからこそ、白い神様に滅ぼされてしまったのですよね・・・。ユニークでおどろおどろしくて目が離せなくなってしまう展示物がいっぱいです。予習不足で神様の名前もわからないけど、載せきれなった写真も含めて少しずつ調べていきたい思います。
ソカロ広場（メキシコシティ歴史地区観光・世界遺産1）
バスに乗ってソカロ広場にやってきました。アステカの都チノティトランを徹底的に壊したスペイン人が、その上に建てたメキシコシティ。その中心にあるのがここソカロ広場。メキシコ革命記念日の準備も着々と進行中でした。そして広場で子供に大人気だったのが、大きなロケット型の風船。みんな楽しそうに飛ばして遊んでいました。
カテドラル（ソカロ広場）
アステカの神殿の石材を建材に用いたメキシカンバロック様式の大聖堂です。
宮殿 (ソカロ広場)
植民地時代にスペイン副王の居城だった建物です。現在は大統領官邸として使われています。現在の大統領は去年就任したロペスオブラドール大統領。いろいろな改革を進めているようです。上手くいくといいですね。
サントドミンゴ教会（世界遺産2）
ソカロ広場から少し歩いたところにある教会です。1598年から1882年までの間、陸上交易の通路として使用された銀の道カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロのスタート地点にあります。
ソカロ広場に面したホテル (ベストウエスティンマジョスティック) が今日のお宿。写真の左側の建物です。1937年創業のとても素敵なホテルです。レストランからはライトアップされたカテドラルが一望です。
13時間近いフライトでメキシコシティにやってきました。国立人類学博物館はとっても見ごたえあり。きっと一日中居られる。マヤもアステカもすべての造詣が独創的です。ついつい見入ってしまう独特な神様や容器、楽器などがたくさん。ほかの部屋も見たかったなぁ。そしてバスで移動してきたメキシコシティ旧市街の中心地ソカロ広場。ここは湖に浮かんだアステカの中心地でした。今じゃ想像もできませんが、スペイン人が驚くほど立派な都市だったそうです。その後アステカは、スペイン人によって徹底的に破壊されてしまいます。生贄の廃止、キリスト教の布教、銀の略奪とかいろいろあるんだろうけど、理解できない異教徒は排除したって感じでしょうか。異教徒には不寛容なところがありそうですし。てなわけでメキシコ旅行の始まりです。
