マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

【続・日本100名城 その3】  129  龍岡城

129 龍岡城 (長野県佐久市)  別名:龍岡城五稜郭

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  ・城地種類    平城
  ・築城      元治元年(1864)~慶応3年(1867)  
  ・築城者   松平乗謨(大給恒)
  ・主要城主  松平(大恒)氏
(登城日: 2018年8月17日)

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龍岡城 (大手門)
 三河奥殿藩主松平乗謨が信濃田野口への本領移転と陣屋新築の許可を幕府から得て建設を開始しました。西洋軍学に関心を持ち、砲撃戦を措定した築城法を学んだ乗謨が設計した稜堡式城郭です。日本に二つある星型の西洋式城郭(五稜郭)の一つです。

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枡形


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城内
小学校用地として使用されています。

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お台所
唯一の現存建築。場所は本来あった位置から西に移動しています。

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上手く撮れない・・どう見ても星形には見えないね。石垣の積み方がいろいろなのが面白いです。
 
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このあたりの堀は未完成のまま
 
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五稜郭であいの館

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日本に二つ 龍岡城五稜郭
 
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番松院
向拝の彫刻がとても素敵でした。

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釈尊涅槃像
拝座石から見ると山が涅槃像のように見えます。写真の撮り方が近すぎたかな。写真を見ていたら小学校の裏の山のほうが涅槃像に見えてきます。

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龍岡城駅(小海線)
無人駅で何もありませんが、近くにコンビニはあります。駅から歩いて龍岡城までは20分程。ほとんどまっすぐのわかりやすい道です。

  函館以外にも五稜郭があるなんて続日本百名城に選ばれるまで知りませんでした。夏休みだったからよかったけど、小学校になっているから平日は入りにくいかも。
  函館の五稜郭に比べると大きさも4分の1ぐらいで堀も狭く、未完成のせいもあって実戦ではすぐに負けそうです。立地も微妙で、莫大なお金をかけてまでなぜ造ったのか疑問だらけです。きっと松平乗謨にとって、函館の五稜郭は憧れで、築城は彼の夢だったのでしょうね。
  番松院の裏山(田口城跡)から全景が展望できるようでしたが、小海線の時間が迫ってきたので今回は行きませんでした。が、やっぱり行っておけばよかった!と後で思うのでした。山道を30分程登るようなので、楽に展望できる場所がすぐ近くにあるといいのにと思います。城址と出会いの館の展示だけだと、やっぱり少し物足りない。函館みたいに立派なものじゃなくてもいいから展望台があるといいなぁ。予算的に難しいかなぁ。続百名城に選ばれてからできた五稜郭出会いの館では、90名ほどがボランティア登録をしていて、そのうちの2名が毎日交代で担当しているそうです。お茶を飲みながらいろんなお話をしてくれます。お茶うけに美味しい手作りの味噌炒めも頂いちゃいました。続百名城スタンプは五稜郭出会いの館にあります。(火曜定休)

---☆☆

☆おまけ☆

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日本で一番海から遠い地点
余談ですが、途中の案内板が気になって佐久市のHPにとんでみました。佐久市群馬県南牧村との県境付近、雨川ダムの南東約2,200mの尾根近くの標高約1200mの山中にあり、海岸線まで約115kmの地点だそうです。林道から登り、最終的には沢を登って到達できるとのことで結構大変そう。「日本で海から一番遠い地点」という標柱が立っていて、現場で撮影した写真を贈ると認定証がもらえるそうです。