マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

西湘 花さんぽ 吾妻山公園・菜の花 ~ 曽我梅林   2017.2.12(日)

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吾妻山公園(二宮町
二宮町の中心に位置する136.2mの吾妻山を昭和5862(1987)にかけて整備した都市公園です。散策路を抜けた山頂では緩やかな斜面に広がる芝生広場や雪を抱いた富士山を背景に広がる菜の花畑、碧く輝く相模湾には伊豆大島、そして遠くに伊豆半島三浦半島・房総半島までが見渡せ、まさに360度の絶景を独り占めです。(二宮観光協会)」
 

二宮駅 → 吾妻山公園 → 川勾神社 → 沼代桜の馬場 → 王子神社→ 六本松跡 → 梅の里センター → 原梅林 → 別所梅林 → 見晴台 → 国府津駅  歩行約18km

 
 
 年が明けてから4月のような暖かい日が続いたせいか、今年は花の時期が早いです。曽我の梅も、吾妻山公園の菜の花も見ごろというので、二宮から曽我まで花さんぽです。お天気がいいから富士山ビューも楽しめます。


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吾妻山公園
二宮駅から観光協会の脇を抜けて吾妻山へ。役場口から300段の階段を登って山頂まで約700m。途中にある管理棟の手前のローラー滑り台は子供たちに大人気。菜の花も綺麗に咲いています。


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吾妻山公園
1月~2月には約45000株の菜の花が咲いています。今年はそろそろ見納めの時期。


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山頂からの眺めは富士山だけじゃありません。こちらは真鶴半島から伊豆半島。大山や伊豆大島三浦半島もみえる絶好のビューポイントです。


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吾妻山神社
山頂から少し下ったところにある吾妻山神社には、日本武尊が東北平定の帰路、亡き妻を偲んだという話が伝わっています。境内には早咲きの桜が咲いていました。


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吾妻山神社から昔ながらの参道を下りて梅沢口へ抜けます。途中で可愛らしい鳥を見っけ。後で図鑑で調べたらルリビタキの若鳥か雌のようだけど・・・・


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吾妻山神社の参道を下山。梅沢口脇の梅ではメジロが蜜を吸っていました。


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川勾神社
観光協会で案内をもらったので、川勾神社に寄り道。「雛の吊るし飾り展(2/10-13)」が開催されていました。「菜の花ウォッチング」に合わせて1月中旬から3カ所を順にまわっていて川勾神社が最後の会場です。参集殿一杯に吊るし雛が飾られています。


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境内にはおひな様も飾られています。最前列に並べてあるおひな様たちは、家庭でお飾りできなくなった思い出のお雛様。今日(2/12)の午後から「お焚き上げ神事」が行われてお焚き上げされるそうです。
 

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川勾の湯場跡
「川勾の湯」として広く知られた湯治場があったそうです。関東大震災で建物は崩壊、地下水脈が変わってしまったそうです。


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廣済寺
鐘藪から合流した県道709号線は羽根尾通り大山道のようで、道沿いにあった案内板に廣済寺のことが書いてありました。案内板によると、北条早雲の位牌を納めてあるそうです。また、「鐘藪民話」が伝わっていて、「二階に梵鐘を吊るした山門があり、寺僧の打つ鐘のは中村八景広済寺の晩鐘と親しまれていましたが、ある大暴風雨の夜、山門もろとも前の底知れぬ深みに沈み、夕暗迫る頃や雨のしょぼ降るに日は、この深みからゴーン々と鐘の恩霊が聞こえたという」その深みはどこなんだろう。廣済寺は工事中でした。診療所前のバス停で羽根尾通りとはすぐにお別れです。


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沼代桜の馬場
新幹線をくぐるとこの先、六本松跡までずっと坂が続きます。小田原厚木道路を過ぎると沼代桜の馬場。王子神社例大祭の際に御神前に奉納された競馬の馬場だったそう。この桜並木は春に行われた神事のために村人が植えたものいわれています。桜の時期はきれいだろうな。六本松跡に続くこの道は鎌倉道の一つでいいのかなぁ。


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沼代の鎮守、中村郷下中村総鎮守白髭明神、鎌倉初期の文治年間白髭記に、若一王子大権現と記しある古社です。


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千代の松跡
ここからの丹沢ビューはステキです。手前の分岐には小さな案内板。「千代之松跡」の矢印に沿って、細い坂を上ってきました。


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広域農道に合流したら、よるべ沼代の看板のところで細い道に入り六本松方面に向かいます。日陰には金曜日に降った雪がまだ残っていました。


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六本松跡
松の大木が6本あったことから名がついた峠道です。足柄道、鎌倉道、大山道、箱根道が交わる重要な峠でした。交わる道がいまいちよくわかっていない。去年も調べようとか思ったような気がする。また宿題はお預けです。曽我物語では、兄の曽我十郎と恋人の虎御前が仇討の前日に悲しい別れをしたと伝えられています。


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富士山を眺めながら下曽我駅へと下っていきます。


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曽我の里へと下りてきました。この辺りの梅はもう見ごろ過ぎですね。


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宗我神社の鳥居脇をぬけて下曽我駅に向かいます。
駅前の和菓子屋さんで恒例の豆大福を購入したら、駅前の梅の里センターでトイレを拝借。ここのトイレはきれいだもの。去年は梅の里センターの駐車場でイベントをしていたので、ついでにお昼もそこでと考えていたら、今年のイベントは2/18-19日。期間中ずっとじゃないんだ。お腹が空いていたのでベンチで持参の菓子パンと豆大福で簡単お昼。センター内では梅干しなどの特産品販売や地図の配布をしています。


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原梅林
11日には流鏑馬が行われました。


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別所梅林
今年の白梅はそろそろ見ごろも過ぎてしまったようです。


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でも大丈夫。しだれ梅は見ごろを向かえていました。


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しだれ梅と富士山のコラボを楽しめるのが、小田原アイス工房の駐車場。お腹も幸せ。


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法連寺のしだれ梅もきれいに咲いています。


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見晴台
坂を上って見晴台までやってきました。


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見晴台を過ぎて一本松跡に向かう途中の案内板にしたがって国府津駅へ向かいます。曽我のハイキングコースは農道なので舗装されてます。スニーカーで大丈夫です。


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しばらく歩くと東側の視界が開けて、今日歩いてきた道が見える。中央に見える小高い山が吾妻山。


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要所々に道標があるから迷わないはず。なのに去年は迷ったのは何故かしら。今日は全然道を間違えませんでした。やっぱりちゃんと地図をもってきたからです。


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光明寺まで来たところで見慣れない列車が走ってきました。リゾートやまどり。国府津駅まではもうすぐです。
 
 

 今年も曽我梅林に行ってきました。吾妻山の菜の花も見たいと思っていたら、二宮観光協会のHPで、吾妻山から曽我梅林まで歩く地図をちょうど見つけました。初めて歩くコースだったけど、わかりやすい地図で間違えずに歩けました。お天気が良くて、菜の花に梅、富士山や大山、おまけに吊るし雛まで楽しめたとても楽しいハイキング。久しぶりの長距離歩きで、登ったり下ったりのコースだったからちょっと疲れて、翌日は寝坊して危うく会社に遅刻寸前。気をつけねば!無理せずに下曽我駅から戻ってもよかったかなぁ。そうすれば定番の梅干しと豆大福のほかに重くなるのを気にせずにミカンのお土産も買えたね。曽我梅林は、父に連れられてきたのが一番最初で、よく車で来てたっけ。また来年も歩きに来られるといいなぁ。