マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

第三十二回 日本橋三越本店 日本橋 七福神めぐり  2017.01.04(水)

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あけましておめでトリございます!
写真は、一昨年に石上神宮(奈良県天理市)で撮ったもの。タイトルとはずれていますが、酉年にピッタリでしょ。その時の様子はこちら http://blogs.yahoo.co.jp/ce99mm5/13813568.html


 
日本橋 七福神めぐり

日本橋三越本店本館1階室町口 → ①小網神社-福禄寿・弁財天 → ②茶ノ木神社-布袋尊 → ③水天宮-弁財天 → ④松島神社(大鳥神社)-大黒神→ ⑤末廣神社-毘沙門天 → ⑥笠間稲荷神社-寿老神 → ⑦椙森神社-恵比寿神 → ⑧寳田恵比壽神社-恵比寿神日本橋三越本店屋上(ゴール) → 山本海苔店   約4.5km



 今年も歩き始めは七福神めぐりからと思って選んだのが「日本橋七福神めぐり」 毎年14日には日本橋三越本店が主催しているものがあるらしいと聞いて参加してきました。受付時間は10:3014:001045分ごろに到着。列に並んで地図、粗品用のスタンプ用紙2枚と黄色いリボンをもらってスタート。人数も多いし、三越の法被を羽織った案内人が要所要所に立っているので道をはじめてでも間違えることはありません。
 

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小網神社-福禄寿・弁財天
「福禄寿は福徳金運長寿の神、弁財天は金運学芸の神で、東京銭洗い弁天でも有名です。当神社は、強運厄除の総本社で、約550年前鎮座した古社です。5月の大祭には一之宮二之宮神輿が渡御し賑わいます。」
 1番目の神社へ向かっていると長い列の最後尾に三越の法被を着た人。参拝者の列だって。地図を見ると神社は先にみえる交差点を曲がったところにある。だいぶ待ちそうです。とりあえず列の並んでみたけど、ちっとも動きそうにない。この先ずっとこの調子だと大変なので、今日は全部境内の外からお参りをしてしまうことに決定。列の脇を抜けて、神社の前まで来たら、外からとりあえずお参り。さて次にレッツゴー


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②茶ノ木神社-布袋尊
「神社の周囲にめぐらされた茶ノ木の緑が見事でこの名がついたと伝えられています。又、佐城主の屋敷内にはもとより町内にも火災がなかったので火伏の神といわれています。布袋尊は福徳円満の神として信仰されています。」
 この土地は江戸時代、約3000坪におよぶ佐倉城主堀田家の中屋敷だったそう。ここの列は先ほどまで長くはないけど、やっぱり外からお参り。


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③水天宮-弁財天
「有馬頼徳公が、加賀百万石の前田公と熊の芸を競われることになり、弁財天に願をかけられ、満願の日にめでたく勝つことができましたので宝生弁財天ともいわれます。御像は運慶の作といわれ芸事や学業貨殖に霊験あらたかといわれています。」
 弁財天は安産子授けとして有名な水天宮の脇に祀られています。昨年(2016)4月に建て替えられたばかりの本殿は真っ白できれいです。


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「明暦の大火前、大鳥神社の周囲は歓楽街であり、人形細工の職人、呉服商人、歌舞伎役者、葭町の芸妓傾城など、芸能関係や庶民の参拝が盛んでした。11月の酉の市がそのしるしです。」
 明暦の大火の後はどうなったんだろう。


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「勝運を授け、災難をよける神様として、400年以上前から信仰されています。末廣神社は、この地にあった葭原(吉原)の守り神さまでした。延宝3(1675)、社殿を修復した際に、縁起の良い中啓(末廣扇)が見つかったことから、これに因んで「末廣神社」と名付けられました。」


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笠間稲荷神社-寿老神
「日本三大稲荷のひとつ笠間稲荷神社の東京別所は、江戸末期笠間藩牧野貞直公が本社より御分霊を奉斎人々に尊敬され紋三郎稲荷として親しまれております。寿老神は長寿、お導き、幸運の神様として運命を良い方向に切り開いて下さる福徳長寿の守護神です。」


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恵比寿神は、商売の神、福徳の神として崇められています。当社は、遠く一千年余の昔の創建、江戸名所図会にも掲載されています。516日の例大祭には350貫の大神輿渡御(3年毎)101920日の恵比寿祭は市と共に有名です。江戸時代の富興行を記念して境内に富塚があります。」
椙森神社がスタンプポイント。境内でスタンプを押してもらわないとなりません。ずっと列に並ばずに来たけど、ここでは必須。そしてすごーく長い列。係の人によると1時間ぐらいかかるかもだって。どうしようかと思ったけど、ここは並んでおきましょう。隣に並んでいた方は、毎年参加をしていて、今年はなんと12年目。これで粗品の干支が全部揃うんだって!すごいなぁ。それにしてもこんなに並んだのは初めてだって。列は思ったよりも早く進んで40分くらいでスタンプを貰えました。お参りの列は別だから時間がかからなかったんだね。


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⑧寳田恵比壽神社-恵比寿神
「宝田村の鎮守で、もとは皇居前にありました。祭壇の中央に安置してある恵比寿像は慶長11年三伝馬取締役の馬込勘解由が徳川家康から受け、運慶作とも左甚五郎とも伝えられています。120日初恵比寿、101920日には商売繁盛を祈る恵比寿講が開かれています。」


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日本橋三越本店屋上(ゴール)
屋上まで来るとこちらでも列に並ばないといけません。スタンプを押してもらった用紙を渡すと干支の手拭いがもらえます。もう一枚の用紙は、三越の前にある山本海苔店に持っていくと干支の小皿がもらえます。


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海鮮がいな丼(島根料理主水)

山本海苔店で小皿を貰ってすぐそばにある「にほんばし島根館」に併設されているお食事処で少し遅いお昼御飯。メニューがとってもおいしそうだったので選んだ、海鮮がいな丼。『“がいな”とは・・「大きい」「すごい」の意。文字通り、新鮮素材てんこ盛りの名物丼です。』と書いてあったのだけど・・・・ご飯見えすぎ、具少なすぎ!メニューに偽りありだぁ~!って、だいぶガッカリなお昼でした。


 
 
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参加賞の手拭い(三越)と小皿(山本海苔)


 初めて巡った日本橋七福神ですが、すごく混んでいたのでなんちゃってお参りにしてしまいました。もちろん色紙もなしです。たぶん一番混んでいる時間だったような気がするなぁ。もう少し時間を遅くしたほうがいいのかな。でも粗品にこだわらなければ、三越の日は避けた方がいいね。水天宮以外はどれもビルの谷間に埋もれてしまうような小さいお社でした。神社の説明は七福神めぐりの地図に書いてあったものだけど、ちょっと気になったところを調べてみるといろいろと面白そうな背景がありました。時間がなくてちゃんと調べてないけど、これは古地図と照らし合わせてみるときっと面白そうです。日本橋は街道歩きの起点だから、時間を作ってゆっくりと歩いてみたいなぁと思いました。そんなこんなで今年も歩き旅のスタートです。