マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

駅ハイ・春の青梅 霞丘陵「華回廊」ハイキングコース (4/5~5/10)   2016.5.3(火・祝)

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塩船観音寺
 真言宗醍醐派の別格本山。山号は大悲山。大化年間(西暦645-650)若狭国八百比丘尼が一寸八分の紫金の観音像を安置したのが開山と伝えらています。国内有数の花の寺でツツジ祭りの時期は大勢に人で賑わいます。 塩船とは、周囲の地形が小丘に囲まれ、舟の形に似ており、仏が衆生を救おうとする大きな願いの舟である『弘誓の舟』になぞらえて、天平年間(729-749)に僧・行基が名づけたといわれています。


青梅駅/青梅観光案内所 → ①青梅鉄道公園 → ②塩船観音寺 → ③霞丘陵ハイキングコース→ ④桜並木ハイキングコース → ⑤藤橋城跡 → ⑥報恩寺 → ⑦大井戸公園 → ⑧旧吉野家住宅 → 河辺駅   約12km


 だいぶ前にTVで見た塩船観音寺のツツジがとても素敵だったので行ってみたいと思っていました。駅からハイキングで会ったので、初夏の陽気のとても気持ちのいいお天気の中を歩いてきました。青梅駅の観光案内所で受付を済ませて、線路を渡って丘を登ってきます。


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鉄道公園はそろそろ開園の時間。小さい子供連れの家族に人気のようで、列を作って待っていました。私は柵の間からちょっと覗かせてもらって先に進みます。


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②塩船観音寺

ツツジが有名ですが、花はそろそろ終わり。今年は花の時期が早いです。今日は例大祭ということで、柴灯大護摩供火生三昧修行という、真言宗醍醐派に古来より伝わる柴灯護摩並びに火渡りの荒行が行われていました。境内でだいぶ早いお昼を済ませて開始を待ちます。法螺貝の音で始まり、斧や刀、弓でお祓いをしてお経を唱えて柴灯護摩供が始まりました。火渡りは誰でもできるようでしたが、時間がかかりそうだったのでハイキングコースを先に進みます。



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塩船観音寺 塩船平和観音立像
平成22(2010)に開創1350年を記念してツツジが見渡せる山の最上部に建立されました。


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③霞丘陵ハイキングコース
青梅市の北側に広がる低い丘陵です。ほとんど起伏のないなだらかな尾根道を通り、笹仁田峠から七国峠を経て、岩蔵温泉郷へと下っていきます。が、今回は桜並木ハイキングコースから一般道へ出てしまうので、笹仁田峠岩蔵温泉には行きません。


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④桜並木ハイキングコース
桜の時期はきれいなんだろうなぁ~


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⑤藤橋城跡
北条氏照に仕えた平山越前守虎吉の住居であったと記されています。


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⑥報恩寺
藤橋山正覚院と号し、本堂は阿弥陀如来。もとは調布市深大寺の末寺で、市内唯一の天台宗の古刹で、弘仁13(822)延暦寺の亮海による開創と伝えられています。


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⑦大井戸公園
「青梅新町の大井戸」は、水の確保が難しい武蔵野台地で地中深くから水を得るため、すり鉢状に大きな穴が掘られ、底に井戸が掘られています。すり鉢状になっているのは、井戸を深く掘る技術が未発達だったためです。18世紀途中頃まで使用されていたようですが、何らかの理由で埋没して使われなくなったようです。発掘調査が行われ、その結果を基に復元整備が行われました。


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公園内の牡丹の見ごろもそろそろ終わりです。


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⑧旧吉野家住宅
江戸時代初期に新町村(現在の青梅市新町)を開拓し、代々名主を務めた吉野家の旧宅。幕末の名主階級の民家として完成されてた多室間取りの姿をよく伝え、多摩地方を代表する建造物です。


 旧吉野家住宅から30分程歩けばゴールの河辺駅。青梅よりも立派な駅でした。青梅はレトロな街のイメージがあったのだけど、線路の反対側の青梅街道のほうみたい。GWとあって行きも帰りも電車は混んでいました。翌日はお天気が荒れそうだものね。塩船観音寺のツツジは、今年は花の時期が早くて、やっぱりちょっと見頃に間に合いませんでした。でも例大祭が見られたからよかった。八方に矢を飛ばすのがあって、高く遠くまで飛ばすのだけど、あれ当たったら痛いよね。いや御利益がもらえるのか!? 火渡りはしてないけど、柴灯護摩供の煙を浴びたから、今年はもう無病息災で行けるはずです♪