マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

日本五大桜「石戸蒲ザクラ」満開の桜街道と菜の花さんぽ   2015.4.4

関東地方では、桜の季節もそろそろ終わり。満開を迎えたソメイヨシノは、はらはらと散り始めています。桜は今週末が最後の見頃。ちょうど見頃だというので埼玉県北本市観光協会JR東日本共催の“駅からハイキング(4/14/19) ”を歩いてきました
 

北本駅北本市観光協会真福寺(厄除け両大師) エドヒガンザクラ → 北本自然観察公園 → 東光寺・石戸蒲ザクラ→ 城ヶ谷堤 → 高尾さくら公園・さくらまつり →緑のトラスト保全8号地「高尾富岡の景勝地」 → 高尾氷川神社→ 菜の花畑・菜の花まつり → 伝鎌倉街道「これより石と船とみち」→ 北本市観光協会北本駅 約10キロ



 
電車で移動中は時折雨がぱらついていたけど、駅に着いたら雨は上がっていました。傘は必要なさそう。北本駅西口に下りて、まっすぐ400m程歩いた北本市観光協会が今回の受付場所。出かけるのが遅くなってしまって受付時間ぎりぎりのスタート。さぁ、マップとバッジをもらって歩きましょう


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北本中学校脇の見事な桜並木を眺めながら歩いていきます。矢印にしたがって市役所方面に曲がります


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こちらの桜は少し見ごろを過ぎていました


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北本小学校の桜も満開を少し過ぎて、はらはらと花びらが舞っていました。入学式には何とかもつかしら


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おじぞうさんも、ちょっとかっこつけてみたかった?


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埼玉県自然学習センター
北本自然観察公園内にある学習センターでチェックポイントのスタンプをペタン



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エドヒガンザクラ
公園内にあるエドヒガンザクラ。高さ20m、根回り3m、樹齢200年以上の大木です。残念ながら見ごろは終わっていて葉桜となっていました


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いったん公園の外に出て北里研究所沿いの桜並木を歩きていきます


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東光寺
境内の石戸蒲ザクラは、この地に隠れ住んでいたといわれる蒲冠者と呼ばれた源頼朝の弟、源範頼がこの地に逃れた際についてきた杖が根付いたといわれていて、蒲ザクラの目元にある石塔婆は範頼の墓石とも言われています。また、鎌倉時代から室町時代末期に作られた石でできた供養塔「板石塔婆(板碑・青石塔婆)」があります。



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天然記念物にもなっている樹齢約800年の桜です。天然記念物に指定された当時は4本の幹に分かれ根元の周囲は11mもあったそう。エドヒガンとヤマザクラの自然交配種とされています。お寺の前に出店がでていました。
トマトカレーは準備中だったので、美味しそうなパンでお昼ご飯。ゆで卵が丸ごと入ったカレーパンが美味しかったよ。



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東光寺の裏から、また北本自然観察公園へ向かいます。途中でバードウォッチングをしている人に聞いたら、アカゲラがいたんだって


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石戸城と一夜堤
ここに城があったのですね。奥に見えるのが一夜堤。この湿地が堀の役目をしていました。「扇谷上杉氏の家臣藤田八右衛門の居城にはじまり、いくたびかの変遷を経て、上杉方の毛利丹後守との激しい攻防戦時に北条氏邦が、城の東の谷地に一夜にして土橋(一夜)堤を築き、攻め上って勝利したという。」先日訪れた鉢形城の氏邦が攻め落としてたんだね


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城ヶ谷堤(桜堤)
一夜堤のすぐ先にあるこの堤。菜の花と桜のコラボが素敵です。これで青空だったら文句なし!


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北本みずべひろば
荒川土手をちょっとだけ歩いて、さくら公園へ



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高島さくら公園
さくらまつり(4/4,5)が開催中 満開の桜の下、雨じゃなくてよかったね


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公園の隣にある、阿弥陀堂のしだれ桜も見頃です


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野外活動センター


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緑のトラスト保全8号地 高尾宮岡の景観地


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菜の花畑こちらでも菜の花まつり(4/4.5)が開催中。美味しそうなトマトカレーは売り切れ。ちょっと残念



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北本駅こんなに華やかな駅名票は、なかなか見ないよね


菜の花畑のすぐ脇に「これより石と舟とみち」の碑があったはずですが見損ねました・・・。菜の花畑からまっすぐ20分程歩いてゴールの観光協会に到着。チェックポイントスタンプで、プレゼントに特産のトマトをもらいました。翌日サラダにしたらとても美味しかったです。ご当地メニューのトマトカレーも食べたかったけど、お祭りでは食べ損ね、お目当てのお店までいってみたら、イベントのため休業でした。屋台出していたものね・・・。次回のお楽しみにしましょう。

北本の街は本当にあちらこちらに桜が咲いていて、桜の街。一番素敵な時期にお散歩できました。雨が心配だったけど、降られずに満開の桜を楽しんできました。今週末で桜も最後だね~。
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」
「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき」
桜の時期になるとよく目にする2首。梅やバラ、菊とか、確かにこんなに気にならないよね。昔から桜は人の心を落ち着かなくさせてしまうものなのです。