曽我梅林:中河原・別所・原梅林からなる梅林で、約3万5千本もの白梅が植えられています。
下曽我駅 → 梅の里センター → 原梅林 → 別所梅林→ 法華寺 → 東光院 → 城前寺 → 宗我神社 → 瑞雲寺 → 中河原梅林 → 下曽我駅 約7キロ
御殿場線で下曽我駅に到着。駅前ではさわやかウォーキングのキャラクター「ぽぽちゃん」がお出迎えしてくれました。今日は、学べるウォーキングもあって、希望者はガイドと一緒に回れます。なかなかお話を聞くこともないので、今日は一緒に回ることにしました。
梅の里センターでは梅の歴史を紹介しています。駅のトイレは一つしかないからこちらで済ませて出発です。
原梅林
駅から一番近い梅林です。咲き始めた梅もあるけど、全体的にはまだまだだね。
梅林内に続く一直線のこの道は、毎年、流鏑馬が行われる場所です。今年は2月11日におこなわれました。
富士山が見えてきました。くっきりはっきり、きれいな富士山です。
別所梅林
ここから眺める富士山は絶景だけど、もう少し梅が咲いていたらもっとすてき。
別所梅林をぬけ剱沢川沿いに歩いて、玉泉寺のところで左に進み、信号を渡ってミカン畑の脇の急な坂を上ります。後ろを振り返るときれいな富士山と箱根の山々。
本日一番標高の高いところにやってきました。下に見える茶色っぽいところは全部梅林。満開ならすっごくきれいなんだよ。去年はこの辺りから見晴台、六本松を抜けて歩いたけど、今回はここから法華寺に向けて下ります。
裏手にある曽我兄弟の母 満江御前のお墓だけは法華寺の土地じゃなくて、家臣の子孫がずっと守っているんだそう。有名なしだれ梅は、まだ全然咲いていませんでした。
所々、綺麗に咲いている梅もあります。
富士山を見ながら歩いていきます。
唯念行者の名号碑ほか石仏群
六角柱の各面に彫られた六地蔵。この辺りによくある形で、もとは大山道沿いに祀られていたそうです。
城前寺
曽我兄弟の菩提寺。境内には十郎、五郎、養父曽我太郎祐信、満江御前の供養塔があります。供養塔前の扉の蝶と千鳥は、五郎(蝶)、十郎(千鳥)を表しています。これは今生の別れの際に満江御前が送った小袖の柄です。
宗我神社
長元元年(1028)曽我播磨守保慶の建立。曽我氏の祖先を祀った神社といわれており、曽我の里の総鎮守にもなっています。
またまた富士山を見ながら歩いて行きます。
瑞雲寺
境内は梅まつりでにぎやか。梅の花が咲いたらもっと賑やかになるね。石碑も見ごたえがあります。
中河原梅林のそばの踏切です。まっすぐ続く線路の奥に見える橋。実は天井川なんです。
中河原梅林から見る富士山も素敵。曽我梅林のポスターはここで撮ったものだそう。手前に見える矢倉岳は富士山の絶景ビューポイントだとか。いつか登ってみたいなぁ。
下曽我駅に到着
途中のチェックポイントのキーワードーを答えるとバッジがもらえました。さわやかウォーキングを歩いている人はこのバッチをいっぱいリュックにつけて歩いています。リピーターの参加率が高いよね。
今回はガイドさんと一緒に歩いて、曽我兄弟のいろんな話や、咲いていればとても素敵な個人宅の梅の紹介、石碑のお話とか個人で行ったら知らないままでいたことを教えてもらって楽しかったです。思ったよりもだいぶ時間がかかったので、どんどん歩きたい人には向かないけど、たまにはいいものです。
梅はまだまだ咲き始めたところで、見ごろは今月末から来月初めかなぁ。でも今日は青空の下、とってもきれいな富士山がみられたのでよかったです。