マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

大山道 柏尾通り (3. 畠田橋~大山ケーブル)   2014.11.22

お昼を食べたら出発。
 
 
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畠田橋を渡ったら小田原厚木道路を渡るためにちょっと迂回。すぐ左の細い道に降りて橋を渡り川沿いを歩いて小田原厚木道路を隧道でくぐります。しばらく田んぼの脇を通って橋を渡り小田急線の線路を渡ります。途中には牛舎もあってちょっとのどかな道でうれしい。富士山の姿は山に隠れてだんだんと小さくなってきました。
 
 
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大山道を歩いていて初めての記帳場所。このあたりで大山道青山通りと合流です。
 
 
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高部屋神社
茅葺の立派な神社。相模国式内社十三社の内の一社で、創建年代は不詳。鎌倉時代、糟屋庄の地頭であった源頼朝の家人「糟屋藤太左兵衛尉有季」が、高部屋神社を守護神として新たな社殿を造営。天文20年(1551年)に地頭の渡辺石見守が社殿を再興。 天正19年(1591年)11月に徳川家康より社領10石の御朱印を賜る。また、正保4年(1647年)に本殿を再建されるが、関東大震災で倒壊し、昭和4年(1929年)に柱・彫刻・正面扉等をそのまま使用し再建された。慶応元年(1865年)には拝殿を再建。と、書いてあります。
 
 
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下糟屋の交差点で246号線を渡り東海大病院の南側を歩いていきます。紅葉がきれいです。
 
 
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咳止め地蔵
市米橋の交差点手前にある咳止め地蔵でちょっと一休み。現尊像は享保8(1723)の再建になるもので古来から痰咳平癒の守護仏として崇められています。
 
 
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市米橋の交差点から63号線沿いに北上して最初の細い道を左折すると気持ちいい大山道。そして途中にはベンチや、富士山、五重塔も!
 
 
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道なりに歩いていくと前方に大きなネギ坊主?ここは左に行くのが大山道。 
 
 
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道なりに歩いて東名高速道路の下をくぐって行きます。現在の道標と江戸の道標。街道歩きをしているとどちらもありがたいものです。
 
 
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東名をくぐった先は旧道の雰囲気がよく残されています。
 
 
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千石堰用水路と道標
大山川から下糟屋の渋田川へ流れるこの灌漑用水は、小田原後北条時代から江戸初期に造られました。この先の石倉橋で大山道田村通りと合流します。
 
 
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子易明神比比多神社
天平の頃、当国守護染谷太郎時忠が国の安土・子宝を願って勧請。安産の祈祷に霊験あらたかであったと伝わっていて、子宝・安産の神社として有名です。
 
 
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舗装された旧道をひたすら上っていくと宿坊がみえてきました。柱には講の名前がずらり。
 
 
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紅葉が綺麗だ!
 
 
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鈴川に架かる赤い橋を渡ると講の名前がいっぱい書かれている宿坊の立ち並ぶ道へと入ります。
 
 
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バス停までやってきました。時間は3時過ぎ。これから登っても暗くなるから、参道で買い物でもして帰っちゃおうかと思ったけど、ちょうど紅葉も見ごろでライトアップもするからとちょっと上まで行ってきます。それにしてもすごい人の数。みんな紅葉を見に来てるんだね。
 
 
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このケーブルカーも来年には新車になるそうで5月からしばらくは運休とか。とはいえバス停からケーブルカー乗り場まで続くこま参道の階段は結構きついなぁ。乗り場は人が結構並んでいるのでどのくらいかかるか聞いたら折り返し運転なので20分程とか。歩いても変わらないなぁと思いつつも今日は20キロ程歩いてきたし、最後のこま参道で足が疲れたからケーブルカーで行くことにしました。
 
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大山寺
中腹の大山寺で下車。ちょうど紅葉が見ごろでした。そりゃ混むわけです。お不動様に今度はちゃんと歩いてきますね。とご挨拶。
下社まで行くかどうか迷ったけど、きれいな紅葉も見たし、人も多いし、何だか疲れちゃったし今日は帰ることにしました。ケーブルカーは混んでいたので結局バス停まで歩いて戻りました。思ったよりも近かった。これなら歩いてこれたかなぁ。バス停は臨時バスがでていても長ーい行列。列に並んでバスに乗って伊勢原駅から帰ります。
 
昔の旅人なら不動坂から大山の宿坊までなら楽勝で歩けそう。宿坊に泊まって大山に登って行ったんだろうね。江戸からでも大した距離じゃないし、お伊勢参り富士講よりも手軽に行ける場所として賑わってたというのもわかる気がします。何気なく通っている道が大山道だったり、よく見るとあちこちに道標がたくさん残されていたりと発見がいっぱい。すごく楽しく歩けました。大山は近い割にはあまり行ってなくて、子供のころと20代のころに登ったことがあるはず。だけどあまり覚えていないなぁ。山頂からの眺めはとても良いはずなので、今度はお天気の良い日に登りましょう。