高麗(こま)駅
池袋から西武線に乗って高麗駅に到着。目を引くのがこの大きな赤い柱のようなもの。これは「チャンスン」と言って古代朝鮮半島の高句麗では村の魔除けとして建てられていました。駅前でハイキングマップをもらったら巾着田まで歩きましょう。
コスモスもきれいに咲き始めました。
駐車場の脇から川沿いの散歩道を曼珠沙華を眺めながら歩いていきます。
曼珠沙華の群生地に入っていきます。ホントにきれい!写真でうまく伝わっているかなぁ。
広場では地元特産品の屋台がいっぱい出ていて一休みできます。
名前にひかれて神社エールを購入。味は・・・ネタですね。牧場のウインナーはおいしい。隣は日高B級グルメの高麗鍋。キムチ味、地場野菜を使用、高麗人参を使用の3点が必須条件とか。こちらのお味もグッドです。
白い曼珠沙華も素敵
高麗神社
高句麗の王族・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)をまつる神社。若光は高麗郡の郡司に任命されこの地を治めました。現在の宮司は若光から数えて60代目にあたる子孫です。訪れた時にちょうど宮司さんが境内と高麗家住宅を案内しますとアナウンスがあったので一緒にまわってきました。
高麗家住宅
神社の隣にあり代々高麗家の住宅として使われてきました。17世紀ごろに建てられた貴重な資料として修理、復元されました。
高麗郡の歴史
朝鮮半島で紀元前37年頃から668年まで栄えていた高句麗ですが、唐・新羅の連合軍に敗れ多くの高句麗人が日本へやってきました。日本では高句麗(こうくり)のことを高麗(こま)と呼んでいました。716年大和朝廷は武蔵の国に「高麗郡」を置き関東一円の高麗人が移住し土地を整備しました。2016年は高麗郡建都1300年にあたるそうで記念事業が計画されています。
高麗神社からJR高麗川駅へと向かいます。かわいらしいお花もいっぱい咲いています。