マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

益子陶器市 と ‘焼き物としいの木のみち‘  2014.04.26

GW初日、お出かけ日和の気持ちいい青空が広がっています。
益子の陶器市(4/265/6)が始まりました。いつもは陶器市だけ見て帰ってくるのですが、今回はこんなハイキングコースを見つけたので陶器市に合わせてこちらも歩いてきました。
 
関東ふれあいの道「栃木県19 焼き物としいの木のみち 11.8km」
 
栃木県のHPからコースマップがダウンロードできます。
ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 自然公園・ふれあい > 関東ふれあいのみち > 関東ふれあいのみちコース一覧
 
 
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真岡鉄道 
早起きして普通列車下館駅までJRに揺られてやってきました。下館駅で可愛らしい真岡鉄道に乗り換え益子駅へと向かいます。
 
 
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ほとんどの乗客は陶器市にいくためここで降車。コースの起点になっているので私もここで降ります。途中までは陶器市へ向かう人の波と一緒に歩いていきます
 
 
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新町彫刻屋台 
陶器市に向かう途中に屋台パークが3つあり見学ができるようになっています。益子の祇園祭に毎年繰り出される由緒ある屋台です。こちらは文化14年(1817)に建造されましたが失火により2003年に復元完成された屋台。
 
 
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城内坂の交差点まで来たら人の波と分かれて右の道を進みます。
田圃では田植えの準備が始まっていました。あちこちからカエルの声が聞こえてきます。
 
 
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歩道のない舗装された道を西明寺まで歩いていきます。道はだんだんと山の中へと登っていきます。
 
 
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坂東三十三観音霊場第二十番札所。駅から一時間ほどかけて到着。駐車場では立派なクスノキが迎えてくれます。
 
 
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西明寺 楼門
階段を上ると明応元年(1492)に建立されたという茅葺の立派な楼門。国の重要文化財に指定されています。
 
 
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西明寺 閻魔堂
珍しい笑う閻魔さま。像高は2,5mもあり全国でも最大級。
 
 
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静かな山の中にたたずむとても素敵なお寺でした。本堂脇から標識に従って権現平へと山道を登っていきます。本堂裏手の山道にあるお地蔵さんはとてもいいお顔です。
 
 
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権現平
15分ほどで権現平に到着。ぱっと目の前が開けていい眺め!
 
 
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山道を進んでいきます。このあたりの森はシイとブナが共存している珍しい環境だそうです。
 
 
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高館山(301.8m)の山頂にある下野宇都宮市の家臣だった益子氏の居城。その後、離反し宇都宮氏に没収されましたが、宇都宮氏が秀吉に取り潰された後、廃城となりました。
山道が舗装路でいったん分断された先の駐車場から登れます。ふれあいの道は駐車場からまっすぐに続きますが、城址を抜けてもふれあいの道に合流できます。駐車場には城址の説明版はあったのですが地図はなく、山頂にも降りたところにも案内板は何も無くてあっているのかちょっと不安でしたが、ちょうど地元の方が山菜取りに来ていてあっているのを確認。ふれあいの道のことは全然知らなくて、西明寺と益子の森を結ぶ道という認識しかなかったそうです。山菜はもう大きくなりすぎてました。
 
 
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益子の森へと進みます。
迷いやすいところは案内板が親切に教えてくれます。
 
 
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途中つり橋で車道を渡り益子の森へと入っていきます。空を見ると微妙な雲が・・・。雨予報は出てなかったよね~
 
 
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あちこちでツツジがきれいに咲いています。益子の森へ入ると山が明るくなったような気がします。整備されているからかしら。アスレチックもあってみんなで楽しめます。
 
 
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フォレスト益子
山道を抜けた先にあるフォレスト益子の東側にある益子の森の標識が踏破認定の撮影ポイント。各ポイントで自分を入れて撮っておくると踏破認定証がもらえるらしい。
山道と分かれ須田ケ池をすぎると陶器市の賑やかさが感じられます。里山通りまで出たら、ふれあいの道を外れて陶器市をしばらく見学です。
 
 
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共販センター
この大タヌキをみると益子に来たなぁ~と実感。それにしても人がいっぱい。ちょうどお昼時なので食事処もいっぱい。お昼は少し遅らせてとりあえず、とちおとめのジェラートをいただきます。途中で買ったお饅頭も食べちゃおう。
 
 
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登り窯(陶芸メッセ)
共販センターの脇からいろんなテントを見ながら旧濱田邸へ。大きな登り窯があります。これを見るとつい王蟲を思ってしまう・・・。見学していたら大きな雷の音。そういえば益子の森の辺りから不穏な雲が出ていたっけ。ちょっと心配しましたが、すぐに雷も遠のき雨に降られずに済みました。よかったぁ。
 
 
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かまぐれの丘(火の玉発動機・田崎太郎)
大ファンの作家さんのテントに寄ってきました。初日は混むとは聞いていたけどお昼を過ぎても人がいっぱい。一人一人に丁寧に接客しているからどうしても時間がかかってしまいます。独特の世界観を持っているので益子に行ったらぜひチェックしてみてくださいね!
 
 
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陶器市を見ていると楽しくてすっかり時間を忘れてしまいます。今日はグラタン皿と小皿もゲット。遅いお昼を済ませたら、ふれあいの道に戻ります。益子参考館通りを渡ると里山の風景が続きます。円通寺への案内板をたどってレストランを過ぎた先で舗装道路をはずれ畑の中の道へ。雑木林を抜け、ため池の脇を歩いて舗装道路へと出ていきます。
 
 
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道路わきの廃材置き場の角にある案内板を曲がり畑の中を歩いていきます。振り返ると気持ちのいい風景が広がっていました。
 
 
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畑を抜けるとまたしばらく雑木林の中を歩きます。日が長くなったからまだ明るいけど、街灯も何もないから陽が落ちたら真っ暗だね。秋の陶器市に歩くなら注意しなくちゃ。
 
 
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雑木林を抜ければすぐに円通寺。この表門は応永9(1402)の建造と言われていて重要文化財に指定されています。
 
 
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円通寺から終点の七井駅までは1,4km。町中を抜けて駅の近くまで来たら踏切の音。電車の時間を確認していなかった。駅まで行くとホームに電車が止まっていました。あわてて乗り込みます。一番後ろの窓から七井駅をパチリ。今日の旅は終了です。
 
 
 
益子には何回も行っているけど、陶器市に行って帰ってくるだけでした。ハイキングコースでもないかしらと、ググってみたらヒットしたのが関東ふれあいの道
西明寺から益子の森のあいだは、歩いている人と何回もすれ違いました。車で来て陶器市を見学がてら歩くにもちょうどいいコースです。でもその先の円通寺に抜ける道は歩く人も少ないんじゃないかな。
 
関東ふれあいの道というのは関東地方をぐるっと回れるようにコース設定がされています。
そういえば街道歩きの先輩が神奈川のふれあいの道を歩いていたっけ。難易度の高いコースもあるので一周するには私の今の実力では難しそうですが、一般向けのコースもたくさんあるのでこれからぼちぼち歩いてみようかな。