マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

池鯉鮒宿 ~ 有松 ~ 鳴海宿 ~ 宮宿(熱田神宮)  6/10

お泊りウォーキング3日目。
お天気は午後から雨になるらしい。炎天下を歩くよりはいいか。
昨日から足首の違和感が消えない。けど腫れているわけでもないし、痛いというほどでもない。朝早いので部屋で簡単な朝食をとって、TV体操をして7時に出発。知立のホテルは旧街道沿いに建っている。チェックアウトしてすぐ裏の道が東海道。出発地まで移動しなくていい!歩き始めが東海道というのはうれしい!
 
 
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知立古城跡 
桶狭間の戦いで落城、江戸時代は将軍上洛用の御殿となっていました。
 
 
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逢妻橋
もとの名は八橋。在原業平と杜若姫の物語により逢妻橋と呼ばれるようになりました。業平は色男のイメージしかないんだけど、ここまで追ってくるのだからきっと魅力的だったんでしょうね。
「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ」
 
 
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刈谷市に入りました。
刈谷一里塚跡のある歩道橋からの風景。月曜日の朝。トラックの数が半端じゃありません。さすが国道1号線。
 
 
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やはり旧道は落ち着きます。
所々に古い建物があったり、案内板があったり。このあたりは「いもかわうどん」というのが名物だったらしい。きしめんみたいなもの?
 
 
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今川町交差点
1号線を渡ります。左に折れてすぐの隧道を渡るのだけれども入口を見落として行き過ぎ。このままいったら橋を渡ってしまう?そんな筈はない!気を付けながら戻ったら交差点のすぐそばにありました。水路がある細い隧道を渡ります。
 
 
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境川(境橋)
いよいよ三河の国ともお別れ。尾張の国へと入ります。江戸時代、尾張側は木橋三河側は土橋の継ぎ橋でした。
 
 
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阿野一里塚
道の両側にある一里塚。ベンチもあってちょっと一休み。雲は多いもののお天気は思ったほど悪くない。時々薄日も差して暑くなってきた。足は…ちょっと痛いけど大丈夫。
 
 
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桶狭間古戦場
中央競馬場前駅前でちょっと脇にそれると桶狭間古戦場跡。今川義元の墓もあります。
義元の命日は旧暦で519日。ちょうど今頃の時期。こんなに蒸し暑い中を行軍していたんですね。まっすぐ大高城まで行っていれば歴史は変わった?・・・多少変わったかもしれないけど、義元や信玄の下で力を付けた家康が結局は天下を獲ったんじゃないかと思う。
 
 
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有松 
有松は間の宿ですが広重の鳴海の絵にも描かれています。古い街並みがよく保存されています。今日は写生会が行われていました。
 
 
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有松絞り 
 
 
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竹田家住宅 
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竹田家住宅
 
 
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有松
奥に見える環状線まで古い街並みが続いています。
 
 
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有松一里塚 
環状線下の一里塚。一時は私有地となり姿を消しましたが、平成24年に復元。
 
 
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平部町常夜灯
鳴海宿東の入口を示す常夜灯。文化3(1806)設置
 
 
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鳴海宿
有松が素晴らしかっただけに・・・所々に残る古い家と案内板が宿の名残り。
 
 
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丹下町常夜灯 
西の入り口を示す常夜灯。寛政4(1792)設置
 
 
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鉾ノ木貝塚 
 
 
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笠寺一里塚 
 
 
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笠寺 
境内いたおじさんによると今日はここからTV中継があったそう。
 
 
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熊野三社
あちこちに宿駅制定400年記念で建てられた東海道の道標があります。
 
 
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裁断橋跡
 
 
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ほうろく地蔵
ここまで来たら宮の渡しはもうすぐ。歩道橋を渡った先の蓬莱軒は平日というのにすごい行列です。
 
 
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七里の渡し 
やっと到着!思ったよりも時間がかかったぁ。
時々七里の渡しを再現したイベントをやっているようです。ぜひ参加したいなぁ。
 
 
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熱田神宮へ向かいます。お昼がまだだったので境内で宮きしめんを食べました。
 
 
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無事ここまで来られたことへの感謝とこれからの旅の安全を願ってきました。
境内は街中とは思えないほど静かで厳か。
そういえば織田信長桶狭間へ向かう集合場所をここにしたんだっけ。たかだか半日しかない道のり。こんなに大きく歴史が変わってしまうなんて。歴史の不思議です。
 
 
なんとか雨には降られずに済みました。が、途中からだんだんと痛くなってきた左足。だましだまし歩いてきたけれども到着した安堵感からか急に痛み出してきました。ちょっと寄り道もしたかったけれどもまっすぐに帰ることに。
名古屋から新横浜まで1時間半。一気にではないけれどもこの距離を歩いてきたんだと思うと、長いような、短いような。
家に戻って靴を脱いだら左足首がすっかり腫れていました。これじゃ痛いはず。ちょっと無理し過ぎました。翌日は仕事。足を引きずりながらの出勤。いや~面目ない。反省点はいろいろ。とりあえずしっかり冷やして湿布して現在(6/15)は腫れも引きなんとか普通に歩けるようになりました。でも本調子にはもう少しかかりそう。しっかり治して次回に備えることにしましょう。
 
 
東海道は宮から次の桑名までは渡しでの移動。よって次回は桑名からスタートです。