マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

蒲原宿 ~ 由井宿 ~ (興津駅)  10/21

吉原から続きを歩くはずでしたが、駅でJR東海・さわやかウォーキングのチラシをゲット。
「蒲原宿&由比街道まつりウォーク」
由比でお祭りをしているらしい。みんなで歩けば迷わないし。
というわけで、吉原から新蒲原まではワープすることにして急遽ウォーキングに参加です。
 

 
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コースは新蒲原駅をスタートして由比駅までの約8キロ。
いいお天気で参加者が沢山います。ハマウォークのときも思ったけど年配の方が多くて皆さんお元気です。私もいい年だけど皆さんお若い!頑張らなきゃ!です。

 
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「蒲原夜之雪」
新蒲原駅をスタートしてすぐの見所。広重の東海道五十三次「蒲原夜之雪」の絵を描いたと思われる場所に建っている記念碑です。蒲原の絵はとてもいい絵ですね。大好きです。ただこの辺りはあまり雪が降ることは無くて想像で描いたらしいとも。今日は半袖でもいい陽気なので雪のイメージにはちょっと遠いです。
 
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磯部家
蒲原宿は建物がとてもきれいに残っています。江戸時代から残っている旅籠もあれば明治時代の総欅で手作りのガラスがとてもきれいな家もあります。
 
 
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旧五十嵐歯科医院
これは大正時代の洋館「旧五十嵐歯科医院」に残されている治療台。建物自体もよく残っていて素敵な洋館でした。

 
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本来の旧東海道は396号線を歩くようですが今回はひとつ裏の道を歩きます。
お茶を配っていたのでお参りがてらお茶をいただきます。立派なタブの木のご神木があります。今日はこの辺りはお祭りで子供たちがみこしの準備をしていました。

 
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東名の下を歩いていきます。この辺りの家の前には無人野菜売り場があります。もう少ししたらみかんとかも並ぶんだろうな。
 
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由井宿へと入ります。街道まつり開催中。本陣公園では”さくらゆいちゃん”が愛嬌を振りまいています。和太鼓の演奏や大道芸やらを眺めながら、桜海老クリームコロッケや揚げ物をつまんでしばらく休憩。
まだ禁漁期なので生の桜えびは食べれません。今年は10月29日から秋の漁が始まるそうです。

 
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桜えび通りを歩きながらゴールの由比駅に到着。時間はまだ11時前。
せっかくいいお天気なのに富士山も見ないで帰るのはもったいない!
ここまできたら富士を眺めるためにも薩た峠に行かなくちゃ。

 
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由比駅を過ぎ薩た峠へと続く旧道は明治時代に立てられた小池邸や西倉沢(間の宿)の本陣跡などが並び風情のあるいい道です。

 
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倉沢の一里塚を過ぎると急に坂がきつくなります。
でも大丈夫。
振り返れば富士山と駿河湾がきれい!
東海道を歩いて一番の富士山日和です。
お天気もいいせいかハイカーもいっぱいいます。でも車やバイクも通る道になっているのね。気をつけないといけません。
 
 
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薩た峠
薩た峠のパーキングに到着。由比で買った桜えびご飯でお昼。
ここからハイキングコースに入ります。
しばらく歩くと広重の描いた薩た峠と同じ景色が見れる展望台がありました。
やっぱり富士山はいいね!
そういえばいつの間にか東に富士山を見るようになったのねぇ。
おもえば遠くに来たものだわ。

 
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このハイキングコースは気持ちがいいです。駿河湾を見ながらみかん畑の脇を歩いていきます。富士山を見るなら逆コースのほうが楽しそう。
森の中の急坂を下るとお墓の中の登り口へ到着。ハイカーのためにつえが置いてあります。入口にもあったけ?
ここから興津駅までは道が分かれます。東海道は薩た上道を歩きます。
 
 
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興津
広重が描いた興津は力士を乗せた人足が興津川を渡る風景が描かれています。
その日の水深によって値が違い42cm12文~150cm42文まで。深さが150cmを超えると川止め。ちなみに天保の頃そば1杯が16文。冬季は橋が架かったそうです。
 
 
鉄橋をくぐった先の橋を渡り興津駅まで歩きます。
国道1号線を歩くと久々に距離ポールを発見。日本橋から165キロだって!
頑張ってるじゃん。
興津駅に到着。別のさわやかウォーキングのゴールにもなっていてリュックを背負った人たちがいっぱいいました。
 
歩行距離:約14キロ