マダオなWALKING′!

まるでダメなオバサンによる まったりダラダラお気楽旅

(吉原) ~ 吉原宿 ~ (新蒲原)  11/10

前回ワープしたところを歩いてきました。
天気予報でいいお天気になるといっていたので早起きをして出かける予定をしていたのですが・・・・・前日の夜更かしと日ごろの疲れにより予定より大幅に遅れて起床。
さて、どうしたものか。外はほとんど雲のない絶好の富士山日和!
行くっきゃないでしょ!
 
 
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急いで支度をして電車でGO!
車窓からきれいな富士山を眺めながら吉原の駅に到着。
駅前の富士山はちょっと雲をかぶっているけどきれいに見えます。
時計は10時50分。だいぶ遅くなっちゃたなぁ。
 
前回139号線を渡ったら右に曲がると思い込んでしまって間違ってしまったのですが、何のことはない139号線を渡って道路の右側を道なりに進んでいけば自然とカーブして旧道へと入れたのでした。
 
 
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左富士
左富士神社を過ぎると左富士の広場に到着。周りは工場がいっぱいで富士山の山頂しか見えません。ちょうど雲のかかっているあたり。
ところで何で左富士が見えるほど道がくねくねとしているかというと海沿いにあった宿場町が大地震津波により壊滅的な被害を受け内陸へと移ったからです。前回歩いた毘沙門天の辺りが元吉原宿跡になります。
 
 
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平家越えの碑
治承4年(1180)源平の富士川の合戦の際、富士沼(浮島ヶ原)の水鳥が群れ立つ羽音を平氏は源氏の襲来と思い逃げたといわれる場所です。源平の合戦跡をめぐるスタンプラリーが開催中。
 
 
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吉原宿
岳南鉄道/吉原本町駅を過ぎると商店街に入ります。吉原本宿はイベントのため休館。
吉原はB1グルメのつけナポリタンが有名らしい。そろそろお昼なので吉原子宿の人に進められた元祖のアドニスでお昼。桜海老入りの太麺パスタに煮卵や鶏肉、青梗菜にたっぷりチーズのガッツリ系。酸味があって結構美味しかったです。ちょっと時間がかかります。急いでいる時は注意。
 
 
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住宅街の真ん中で突然現れる道祖神東海道歩きのブログではよく見るせいか、見つけたときはなんだかホッとしました。
 
 
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間宿本市場あたりから見える富士山。今日はとってもきれいに富士山が見えます。
 
 
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歩いていくと突然、東海道が道路によって分断。看板に従ってまわり道。
 
 
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秋葉山常夜灯
新しい感じの常夜灯を過ぎるとJR柚木駅
 
 
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秋葉山常夜灯
こちらは慶応元年(1865)に建てられた常夜灯。
 
 
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富士川
富士川を渡っていきます。ここで周波数が50Hzから60Hzへと変わります。
 
 
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橋の上からは富士山がとてもきれい。本当に気持ちいいお天気です!
 
 
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橋を渡り終えたら右折して東海道歩きの先輩ブログを参考にカフェレストラン脇の階段を上っていきます。これはわからないわ・・・。その先もあっているのかあってないのかわからないけど常夜灯があればあってる?ってことで
 
 
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間宿岩淵小休本陣常盤邸
道幅も広がり東海道ルネッサンスの側溝沿いに歩いていくと小休本陣が見えてきます。安政の大地震でも倒れなかったといわれ今では町に唯一残った名主及び小休本陣で国の有形文化財になっています。
中に入るとおじいさんがうつらうつら。そっと声をかけても起きない・・。見学していると起きたのでちょっとお話。建物や岩淵の由来、常盤家についてと盛りだくさんのお話を伺いました。常盤家は代々渡船名主、村方名主を務めてきた名家です。最近では静岡銀行の頭取も勤めてたそうで女優の常盤貴子のお父さんもここで生まれたとか、里見浩太郎が近くの高校に通っていたとか・・・。それから幕末から明治にかけて活躍した田中光顕についても語ってくれました。土佐の郷氏から内閣書記官長、警視総監など要職を歴任し伯爵になった人です。見学はできないのだけれども近くにある彼の別荘「古渓荘」まで案内してくれました。いろんなお話が聞けて楽しかったです。
 
 
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岩淵一里塚
江戸から数えて37里目。手前の塚の榎は初代で樹齢400年と言われています。
岩淵は山梨からの輸送路として栄えていましたが、度重なる地震津波、富士山の噴火で大被害を受け復興事業は大変だったそうです。
 
 
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歩いていくと「小池橋 工事中」の看板。通らないといけない橋だよなぁ・・と不安を抱きつつ歩いていくと高速ガード下にも右折できませんの看板・・・。どうしようかと思いつつも歩いていくとガードを抜けた先の看板に歩行者・自転車のみ通行可の看板。
よかったぁ!東海道を歩くには支障ありません!
 
 
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常夜灯
 
 
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竹を伐採した丘。なんだか不思議な光景
 
 
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新幹線のガード下を抜けた先にある立派な常夜灯。
常夜灯を一生懸命調べている人たちに会いました。「七難坂」や「秋葉常夜灯」について調べているそうです。資料もいただきました。
今私が歩いているのは新坂で江戸時代は七難坂が東海道だったそうです。また、静岡に入ってから目に付いていた常夜灯。秋葉の文字に気がついたのは前回歩いた三嶋/千貫樋の先にある常夜灯が初めてだったような。あれは秋葉大権現と富士浅間宮の名が刻まれてました。どちらも火を鎮める神様で防災のために作ったものです。その途中はどうだっだんだろう。気にしないで歩いていたところもあるし、今回は道標のように思いながら歩いていたなぁ。
 
 
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東名高速の上を渡ります。ここも富士山がきれい!
 
 
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新坂、七難坂についての案内板がありました。
 
 
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蒲原宿へと入ります。
 
 
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電力発電用の導水管
 
 
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佐藤家
 
 
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旅籠和泉家・お休み処
家紋がついた明かりです。お休み処のおばさんや和泉家のおじさんとお話をしていたらもう営業時間も終了近くになってしまいました。今月からは日も短くなって16時終了になったそうです。
 
歩行距離: 約13キロ
 

ここからは前回歩いたところになります。というわけで東海道つながりました。
今回はいろんな方とおしゃべりをする機会が多くて楽しかったです。
今日はこのまま新蒲原駅から帰宅です。